行動経済学ってそういうことだったのか! 世界一やさしい「使える経済学」5つの授業

太宰北斗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784847072147
ISBN 10 : 4847072146
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
231p;19

内容詳細

経済学“初心者”の大学生が4年間で学ぶ
大人気授業を1冊にまとめました!


「税抜価格を表示したら売上が上がる!?」
「経済学を学ぶと所得が上がる!?」
「競馬で賭けるなら“本命”“大穴”は外すべき!」
「3割バッターが最終試合を休む理由とは?」…など、

おもしろいエピソードから“行動経済学"の本質が学べます。
論文賞受賞者による大学の人気授業を1冊にまとめました!

伝統的経済学では説明できなかった、
人間の不合理な「お金」「感情」「時間」の使い方を紹介し、
“リアルに得する経済行動"のやり方が学べます。

競馬や宝くじ、ゴルフなど身近なエピソードから、
消費者心理や株式投資など実践的な話題まで、
大学4年間の授業で学ぶ「行動経済学」を
限界までわかりやすく1冊にまとめました。

「行動経済学って、そもそも何?」「最低限押さえておけばいいことって何?」
「お金の賢い扱い方とは?」「どう、仕事と人間関係に使えばいいの?」
「今、ビジネスの最前線で使われている行動経済学とは?」
という質問に1冊で答えます。

「明日、損をしないための経済学」を知れば、人生は超合理的になります。


(プロフィール)
太宰北斗(だざい・ほくと)
名古屋商科大学 商学部 准教授。
慶應義塾大学卒業後、消費財メーカー勤務を経て、一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。一橋大学大学院商学研究科特任講師を経て現職。
専門は行動ファイナンス、コーポレートガバナンス。
第3回アサヒビール最優秀論文賞受賞。論文「競馬とプロスペクト理論:微小確率の過大評価の実証分析」により行動経済学会より表彰を受ける。
競馬や宝くじ、スポーツなど身近なトピックを交えたり、行動経済学で使われる実験を利用した投資ゲームなどを行ない、多くの学生が関心を持って取り組めるように心がけた授業を行なう。

【著者紹介】
太宰北斗 : 名古屋商科大学商学部准教授。専門は、行動ファイナンス、コーポレート・ガバナンス。1982年生まれ。2015年、一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。消費財メーカー勤務、一橋大学大学院商学研究科特任講師などを経て、2016年より名古屋商科大学勤務。2020年から現職。論文「競馬とプロスペクト理論:微小確率の過大評価の実証分析」にて、行動経済学会より第3回アサヒビール最優秀論文賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スミノフ さん

    行動経済学って結局何なんだ?とふと思い図書館で手に取った一冊。身近な話で書かれており分かりやすかった。読了まで2時間程度。ただ読み応えは少なくふわふわっとした理解で終始したので、もう少し専門的な本にもチャレンジしたい。

  • saba_jinshil さん

    経済学の前提である「人は合理的な行動を取る」という前提を疑って、なぜ人は非合理的な行動を取ってしまうのか、ということに着目した内容。 特にマイナスの出来事を極端に嫌う「損失回避」という心理。 わかるなあ、と。 損失を嫌うあまりに損得計算ができていないというのは、指摘されて初めて気付いた。

  • Humbaba さん

    人は必ずしも合理的な行動をするわけではない。勿論本人としては正しい判断を下しているはずだが、その基準は簡単にずれる。最初に見たデータによって無意識のうちに比較をして適切なラインが変わる。本来最初のデータと次のデータには関係がないのだから影響を受けるべきではないのだが、意識せずに変わってしまうので間違った判断をしているとすら思えない。それは怖いことであるが、だからこそ知っているかどうかで自分を変えられるし得できることもある。

  • ぴぃ。 さん

    - 脳内は、1と2で構成されている。1と2をうまく使い分けることが大事。 - システム1:自動的・労力がいらない・処理が早い・食感的 - システム2:意識をしないと動かない・労力がいる・処理が遅い・分析的、推論的。

  • kaz さん

    紹介されている枠組みは基本的なもので、類書で既に知っているものばかりだが、クイズに挑戦するとなかなか難しい。行動経済学は奥深い。図書館の内容紹介は『行動経済学をエピソードとクイズから楽しく学べる本。伝統的経済学では説明できなかった、人間の不合理な「お金」「感情」「時間」の使い方を紹介し、“リアルに得する経済行動”を解説する』。

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太宰北斗

名古屋商科大学教授。2005年慶應義塾大学文学部卒業。消費財メーカー勤務を経て、一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。一橋大学大学院商学研究科特任講師を経て、2023年より現職。専門は行動ファイナンス、コーポレートガバナンス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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