すごい差別化戦略 競合他社を圧倒する「違い」のつくり方

大ア孝徳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784534053480
ISBN 10 : 4534053487
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
206p;19

内容詳細

模倣されない意外な理由とは!?25の身近な事例を題材に、価格競争に陥らない、常識を突き抜けた「差別化戦略」の核心を解き明かす。

目次 : プロローグ いま、求められる力/ 1 あの会社の圧倒的な強さの謎/ 2 セオリーに反する一見、非常識な行動がすごい効果を生む/ 3 勝ち戦は続かない―差別化のジレンマ/ 4 「差別化」思考を強化する仕組みづくり/ エピローグ 「考え抜く」しかない

【著者紹介】
大崎孝徳 : 名城大学経営学部教授。1968年大阪市生まれ。民間企業勤務後、長崎総合科学大学助教授、ワシントン大学マイケルGフォスター・ビジネススクール客員研究員を経て、現職。九州大学大学院経済学府博士後期課程修了、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kentaro さん

    他社商品と差別化された商品をつくり出したとしても、それが模倣されやすいモノであれば、市場を奪われてしまう確率は上がる。たとえばパンは、既存商品の生地の形を変えたり具材を追加したりすることで新商品となるため、模倣されやすい。多くの人が「携帯サンドイッチ」と言われて思い浮かべるのは、山崎製パンの『ランチパック』であろう。しかし携帯サンドイッチの元祖は、フジパンの『スナックサンド』だ。リーダー企業である山崎製パンが、後からランチパックを発売したことにより、フジパンは携帯サンドイッチの市場を奪われてしまったのだ。

  • アセロラ さん

    いかに競合他社との違いをつくるか、そのために、徹底的に考え抜く、という著者の主張でした。考え抜くというのは、必ずしも時間をかけるのではなく、わずかな時間でも深く掘り下げて考えるということ。例えばハーゲンダッツは、厳選された原料を世界中から集め、温度管理も追求しています。そして消費者に「至福の瞬間」を届けます。このように、他の一般的なアイスとの差別化をはかっています。そのほか色々な商品や会社の名称を出して、具体的に解説しています。とにかく、ハーゲンダッツを食べたくなりました。

  • ☆ツイテル☆ さん

    フライヤー

  • kabeo さん

    簡単に真似されない強い差別化商品を生み出すには、投資も必要だし、手間暇を掛けることも必要なんだと感じた。積極的摸倣戦略は目から鱗。売り方も重要。当たり前のような気もするが事例を読んでなるほどと思うことが多かった。何よりやり切るためのトップの強い意志が重要なんだと痛感。

  • hiyu さん

    エピソードを読めば、単なるノウハウ本/分析本ではないことが分かる。よくインターネットから情報は得られる旨の指摘はあるが、結局のところ、結果に結び付くにはどれだけのアナログ力を持つかどうかがやはり大事であって、そのことをより強く書いてもらえると、自分なりにはしっくりと行く。

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