孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第1巻 幻冬舎文庫

大鐘稔彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344408999
ISBN 10 : 4344408993
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
追加情報
:
16cm,312p

商品説明

彼は神ではない。しかし磨きあげたメスが奇跡をも起こす。

当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。

<大鐘稔彦>1943年愛知県生まれ。京大医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設、手術の公開など先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。小説やエッセイなどの著書多数。

内容詳細

当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。

【著者紹介】
大鐘稔彦 : 1943年愛知県生まれ。京大医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設、手術の公開など先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。小説やエッセイなどの著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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医療系ドラマが好きな方は楽しめると思いま...

投稿日:2021/07/10 (土)

医療系ドラマが好きな方は楽しめると思います。 メスよ輝け!!小説版。実写化もされました(映画版、ドラマ版) 大鐘先生の作品はリアルで凄く好きです。 1巻から早速、エホバの証人の輸血問題が出てきます。好き嫌いわかれるかも。 当麻先生に執刀してもらいたいわー。 大鐘先生、地域医療も大切だけど、外科医として是非復帰して欲しいです!

Pripriprince さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nobby さん

    再読。もう10年も近く前に、「エホバの証人」の信条から輸血を拒否する患者に施す手術への興味から手に取った作品。それについては思いのほか天才的な技術でクリアしてしまうのは覚えていたけれど(笑)周囲が訝しむのも気にせずに、自ら磨いた腕を医療に乏しい地域にこそ還元を目指す当麻はまさに『孤高のメス』。一方で誤診・ごまかし等とにかく堕落の象徴として描かれる野本の悪役ぶりが分かりやすい。この2人が並んで行う手術を比較するのが面白い。何はともあれ、こんな医者の悪行が恐ろしいのと同時に、不憫に倒れた青木を心配するばかり!

  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥 さん

    当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。第1巻では大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。文章が平板だし、主人公の医者があまりにもスーパーマンなのが気になるが、現役の外科医が書いた作品だけあって手術の場面は面白く読んだ。★★★

  • Tsuyoshi さん

    シリーズ第1作。優秀な技術はもちろん人柄も申し分のないヒーロー的な外科医の主人公・当麻。当麻と同時期に赴任した正反対の悪役外科医・野本との対立の構図を始め当麻を尊敬する後輩外科医や医療スタッフの相関図などいかにも医療ドラマといった感じで面白い。次作へ続きます。

  • キムトモ さん

    久しぶりの医療もの。どうしてもバチスタチーム作品と比べてしまうが、こちらの方がファンタジー感少なく人間臭さを感じる…堤サン主演の同名の映画が大変良かったのでこれからの展開に期待… (ノ-_-)ノ~┻━┻ちぃと専門用語が多いかなぁ〜〜

  • Hitoshi Mita さん

    医療の現場は本当に大変なんだろう。しかし、医者も人。いろんな人間がいますよね。当麻先生のようなお医者様もいれば、その対極にある野本先生みたいな人もいるだろう。彼らはなぜ医者を目指すのか。医者を目指した頃の思いはどうだったのか。と考えさせられる。人はいろんな思いや理想をもってその道に入っていくとは限らない。だけど、人の命を預かる医者という道を選んだもの達には人の命の重さを感じて欲しい。この本を読んでいると重い病気になった時にかかった医者次第に運命を委ねられてしまう。だからこそ誠実であってほしいと願う。

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大鐘稔彦

1943年愛知県生まれ。1968年京都大学医学部卒。母校の関連病院を経て、1977年上京、民間病院の外科部長、院長を歴任。その間に「日本の医療を良くする会」を起会、関東で初のホスピス病棟を備えた病院を創設、手術の公開など先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術68件を含め約六千件の手術経験を経

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