EBPMの経済学 エビデンスを重視した政策立案

大橋弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130402910
ISBN 10 : 4130402919
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
追加情報
:
371p;22

内容詳細

目次 : 総説 EBPMを政策形成の現場で役立たせるために/ 第1章 教育政策におけるEBPM―データベースの構築によるエビデンスの蓄積と活用/ 第2章 労働政策におけるEBPM―労働政策決定の正統性との関連から/ 第3章 医療・介護政策におけるEBPM―医療費適正化政策の施策効果を検証する/ 第4章 交通・社会資本政策におけるEBPM―費用便益分析の一層の活用を/ 第5章 課税政策におけるEBPM―労働所得税とマイクロシミュレーションの活用を中心に/ 第6章 電力政策におけるEBPM―供給安定性に焦点をあてて/ 終章 政策立案の力を研鑽できる場の構築を目指して

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 南北 さん

    EBPMとはエビデンスに基づく政策立案のことで、日本でも2018年度から導入されたようだ。もっともらしく見えても何の根拠もない言説に基づいて政策立案するよりは数段良くなったが、効果を発揮するまでには前途多難といえる。先頃出された経済産業省のエネルギー基本計画にしても脱炭素ありきでつくられているため、2030年度は現在よりもエネルギーの需給が減少するというとんでもない計画となっている。身近なところでもレジ袋有料化による環境への影響すら発表できない現状ではEBPMなど絵に描いた餅にしかならないと思う。

  • koji さん

    EBPMとは、エビデンスを重視する政策形成を言います。新型コロナウイルス対応を巡り、近年になく政策への関心が高まっていますが、表面的な議論ばかりと感じてました。本書の価値は、統計データという客観的証拠に基づく政策立案が日本でも進展していること(2016年〜)が知れたことです。本書は6つの分野における経済学者の問題提起と立案者たる官僚のコメントを中心に構成されます。正直私には難解でしたが、政策現場では政治・マスコミのムードに流されることなく、真摯にプロセスを追い結果を追求している姿勢が分かり収穫の一冊でした

  • tacacuro さん

    (総説と終章のみ了)エビデンスを重視する政策形成。これは当然のことだが、現実には事前にエビデンスを十分にかき集める暇もなく政策決定を迫られることが多いし、エビデンスの蓄積も足りない。当面は、すでに実行した政策について、次のエビデンスに耐えるような評価を積み上げていくしかない。例えば、9月以降の飲食店の時短営業がコロナの感染拡大防止にどれだけ寄与したか。JR東日本は終電時間を早めるという。1社にとっての最善手?がデフレスパイラルの引き金にならないだろうか。そのエビデンスを示せないか。

  • takao さん

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品