労働経済学をつかむ テキストブックス

大森義明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641177307
ISBN 10 : 4641177309
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
283p;22

内容詳細

賃金を得る労働だけではなく、家事やケア活動にも注目し、働くこと、暮らすことを考えるための枠組みを提供する。図表を用いてモデルをわかりやすく解説するとともに、理論と実際のデータを行き来しながら、日本の労働市場が抱える課題を考える。

目次 : 日本の労働市場/ 労働供給/ 労働需要/ 教育・訓練と人的資本/ 長期雇用の賃金決定のメカニズム/ 転職・就職/ 賃金格差/ 失業と不安定雇用/ 女性労働/ 高齢者の就業と引退/ 労使関係

【著者紹介】
大森義明 : 横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授、専攻は労働経済学。上智大学経済学部卒業、1990年、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校大学院経済学研究科博士課程修了、Ph.D.(経済学)取得。コネティカット大学ストース校経済学部助教授などを経て現職。研究テーマ、家族の経済学、応用ミクロ計量経済学

永瀬伸子 : お茶の水女子大学基幹研究院教授、専攻は労働経済学。上智大学外国語学部および東京大学経済学部卒業、1995年、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)取得。東洋大学経済学部助教授などを経て現職。中央社会保険医療協議会公益委員、社会保障審議会年金数理部会委員、日本人口学会理事。日本学術会議会員、統計委員会委員、男女共同参画会議影響調査専門調査会委員、ハーバード大学およびコーネル大学客員研究員などを歴任。研究テーマ、女性労働、ワークライフバランス、就業構造と賃金、社会的保護の在り方(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mc6ρ助 さん

    清家篤、風神佐知子両先生の「労働経済」では、経済学で家事、ケア労働を考えるとき人類は余暇を失うのか、とぶっ飛んだけれど、この本ではちゃんと就業以外の時間として家事、ケア労働と余暇を考えてくれる。今の課題は女性・高齢者の労働、労働と家事、ケア労働とのバランスだけど、男のワークライフバランスが重要であることを企業がちゃんと理解できているようには思えず、少子高齢化と貧富の格差は今後も加速するとしか思えない。

  • ヒラマサ さん

    入門書を読了。ざっくりつかめたと思うので、次へ。

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