基本情報
内容詳細
役職定年の普及によって日本人の給与は55歳頃から減少する時代になった。70歳定年になっても60歳以降の収入はさらに激減する。しかし、その頃から子供が大学に行って教育費がピークとなる一方、親の介護が始まる。将来が見通せない時代にあって、30代で期間35年の住宅ローンを借りて、最後まで返しきれるのかという老後返済不安がこれまでになく高まっている。人生100年時代、定年後に引退して悠々自適の生活を送れる人は稀だ。働けるうちに働き続ける時代にあっては、壮年期を過ぎたら、転職・起業・再教育・住みかえといったライフチェンジを考えることがあたり前となる。このとき重荷になるのが家とローンだ。本書は、こうした「住宅ローンの問題」を解決するために、開発された残価保証と残価設定型住宅ローンの仕組みを、開発者自らが分かりやすく解説。
目次 : 第1章 住宅ローンは借金ではない?/ 第2章 残価設定型住宅ローンって何ですか?/ 第3章 なぜ、残価設定型住宅ローンなのですか?/ 第4章 残価設定型住宅ローンについてより詳しく教えてください/ 第5章 何年も先の住宅の価格を保証できるのはなぜですか?/ 第6章 残価設定型住宅ローンの利用例/ 第7章 住宅ビジネスや住宅金融のあり方はどう変わるでしょう?
【著者紹介】
大垣尚司 : 1959年京都市生まれ、82年東京大学法学部卒業、85年米国コロンビア大学法学修士。日本興業銀行、興銀第一フィナンシャルテクノロジー取締役、アクサ生命保険専務執行役員、日本住宅ローン社長、立命館大学教授を経て、青山学院大学教授・金融技術研究所長。博士(法学)。一般社団法人移住・住みかえ支援機構代表理事、一般社団法人日本モーゲージバンカー協議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
大垣尚司
青山学院大学法科大学院教授・金融技術研究所長。京都市生まれ。1982年東京大学法学部卒、1985年米国コロンビア大学LL.M、2011年博士(法学)。日本興業銀行、興銀フィナンシャルテクノロジー株式会社取締役、アクサ生命保険専務執行役員、日本住宅ローン代表執行役社長、立命館大学教授を経て2017年よ
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