大停電を回避せよ! 電力マンたちの暑すぎる夏

夏目幸明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569806853
ISBN 10 : 4569806856
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
追加情報
:
183p 19cm(B6)

内容詳細

なぜ“脱原発”は進められないのか?3・11以後、電力叩きに奔走するマスコミに対し口をつぐんできた電力各社社員たちが、“供給側から見た電力問題”を初めて語った。

目次 : 第1章 火力発電所の「廃墟」にて―人知れず忍び寄っていた“ブラックアウト”の瞬間/ 第2章 東北電力の信念―女川原子力発電所が危機を脱した理由/ 第3章 知られざる大赤字―このままでは年に約三兆円もの国富が日本から流出する/ 第4章 自然エネルギーの実力はいかに―ソーラーパネルは救世主なのか/ 第5章 夢の放射能除去―日本の原子力政策は二〇五〇年を夢見た/ 第6章 「正しく恐れよ」―進む安全対策、進まぬ政策決定

【著者紹介】
夏目幸明 : 1972年、愛知県生まれ。愛知県立豊橋工業高校から早稲田大学へ進学、雑誌記者に。企業の取材を基に原稿を執筆。ほか、専門学校、大学で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Matsui Kazuhiro さん

    電力の需給バランスの維持やエネルギー安全保障を考慮したエネルギーのベストミックスの重要性について丁寧に扱われいる点が良い.基本的にはフェアな姿勢で震災以後の現状についてが書かれているので色んな人が目を通せば議論の土台になっていいとは思う.#80

  • 焼酎と日本酒の合性 さん

    電力問題を考える上で読んでおきたい一冊。電力会社の現場の苦しみが伝わってくる。ぜひとも脱原発派の方々も読んでほしい。

  • inakyon さん

    とても興味深い内容だった。『正しく怖がる』というのは、私が震災後ずっと感じていたこと。偏った情報かつ感情的な意見を公共の電波で運ぶのは如何なものか…と感じてはいたものの、初めの一冊(教科書)はどれがよいのかわからず、なかなか手を出せずにいた。環境問題だけが騒がれがちだが、社会がある限り経済と切り離して考えるわけにはいかない。ご都合主義的な『これも嫌だけどあれも嫌!』ではなく、何かを得るには何かを犠牲にしなければいけないというのを正しく認識していく必要がある。これからも継続して、勉強をしなければいけないなと

  • tiki さん

    震災後の日本の電力事情について分かりやすく解説されている。バランス感覚を保つためにも読むに値する本。原発を「正しく恐れる」ために。

  • Yoshiki Ehara さん

    東電を弁護する気は無いが、ヒステリックな魔女狩りには荷担したくない。そう思っていたところで、本書が出版された。 火力発電は原発の代わりになるか?そのコストはいくらか?コストを負担するのは誰?再生可能エネルギーはどこまで利用できるの? どのマスコミもスルーしてきた疑問に、本書は定量的かつフェアに答えてくれる。 そして、本書の読みどころは、現代社会を支えるために努力を積み重ねてきた電力マン達の真摯な姿勢だ。それだけに、福島の事故(人災だが)を防げなかった現場の電力マン達の苦悩に涙が出そうになった。

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夏目幸明

1972年、愛知県生まれ。愛知県立豊橋工業高校から早稲田大学へ進学、雑誌記者に。企業の取材を基に原稿を執筆。ほか、専門学校、大学で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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