人工知能時代を“善く生きる”技術 集英社新書

堀内進之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210262
ISBN 10 : 408721026X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;18

内容詳細

「あたらしい技術」は脅威か福音か?
はっきり言おう、そのどちらも間違っている!



――これが未来の見取り図だ!

スマホ、スマート家電、スマートカー、スマートスピーカー…。身の回りにある「スマート」なテクノロジー。
いつでも・どこでも・何でも・誰でもネットに接続され、膨大な量の情報がやり取りされる。そうした情報の履歴から近未来を予測し適切な対応を講じる「あたらしい技術」の導入が進む。

「あたらしい技術」には、生活を豊かにし未来をバラ色のすると期待する「待望論」がある一方で、監視社会の強化や雇用崩壊、人間らしさの喪失など「脅威論」も存在する。

しかし、「待望論」と「脅威論」のどちらが正しいかを議論するのは不毛だ。なぜなら、どちらも間違っているのだから。私たちが考えるべきなのは、技術が隅々まで浸透する社会の中で、技術とともに「いかに善く生きるか」ということだ。


本書では、技術と人間の関係を根本から問い直し、近代が前提としてきた人間中心主義を批判しながら、人工知能時代の<善き生>を追求する!

主な内容
●なぜ「あたらしい技術」は私たちを疲弊させるのか
●「アップデート」し続けるストレス
●現在の自動運転技術は「物足りない」
●「会話型インターフェース」に注目すべき理由
●データ化される私たち
●あなたの「データ」は誰のものか
●消費者を「意欲させる」技術
●「意欲させる」技術と「洗脳」の違い
●ポイントカードへの違和感の正体
●つながればつながるほど自尊心は傷つく
●本当に恐れるべき「シンジュラリティ」
●技術は「軍拡」より「軍縮」が大事
●「つながりっぱなし」のストレスから逃れるには
●「身体拡張」という技術革新の行方
●私たちを自由にする「引き算」の思考
●AIが人間の「定義」を変えていく


【目次】
序章 私たちを揺るがす「あたらしい技術」
第1章 魂を支配するテクノロジー
第2章 それでも、つながらずにはいられない
第3章 人間と「あたらしい技術」は共存できるのか
第4章 <善く生きる>技術
第5章 失うことで未来は開ける

【プロフィール】
堀内 進之介(ほりうち しんのすけ)
1977年生まれ。博士(社会学)。首都大学東京客員研究員。現代位相研究所・首席研究員ほか。朝日カルチャーセンター講師。専門は、政治社会学・批判的社会理論。単著に『知と情意の政治学』、『感情で釣られる人々』、共著に『AIアシスタントのコア・コンセプト』、『人生を危険にさらせ! 』、『悪という希望』など多数。

【著者紹介】
堀内進之介 : 1977年生まれ。政治社会学者。博士(社会学)。首都大学東京客員研究員。現代位相研究所・首席研究員ほか。朝日カルチャーセンター講師。専門は、政治社会学・批判的社会理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • jjjともろー さん

    脅威論にも楽観論にも陥らずに、技術と人間の関係のあり方を論じている。新たな主体の獲得。些細な違和感を大切にしたい。

  • K K さん

    良書。iPhoneを修理に出したら返っておかしくなり手放したいなというタイミングで読んだ。 我々はお釈迦様の手の平で転がされているだけである。自分の欲望までコントロールされ、支配されている社会。 AIがストーカーと共通点があるというのは納得。我々は人間らしさを失いながら、人間として認められたい。あなたのことを分かってていますという母的な愛を求めている。我々はどこに行くのか? 次の言葉には共感した。真にリッチな人生を歩みたいものである。 "リッチであるとは、不自由な面倒くささを生活様式に取り入れること。"

  • 訪問者 さん

    よくある人工知能物とは違い、人間と技術の関係を哲学的にとらえる良書。

  • 武井 康則 さん

    AIの普及で暮らしに余裕ができるはずなのに、現実は一層忙しくなるばかり。それは「常時接続」と「アップデート」のせい。新自由主義の世界ですべては自己責任となり、アップデート(成長)しなければおいていかれる。常時接続でどこでも仕事ができる。常に更新される情報をチェックしなければならない。未来はバラ色でなく、こうなった以上否定しても意味はない。ならば自分に有利なように使う技術を磨くしかない

  • 七忍ミイラ さん

    ニコラス・ローズ的な魂の統治の問題を、AIの隆盛=社会的シンギュラリティ(技術的にと言うよりも)を見据えて、こうした「新しい技術」を論じる。それは技術にによる人間疎外ではなく、そうしたものを自ら取り込み、自己のテクノロジーとして自己統治し、「技術からの解放」ではなく「技術による解放」を示唆する。つまりだ。技術はあまりにも深く日常に内在し、使わないという選択肢が思い浮かばないほどだ。これは身体と結び付いているが、筆者は環境へと結び換えることで、どのような技術を選択するかという自由を担保しようとするのだ。

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