子どもの貧困/不利/困難を考える 1 理論的アプローチと各国の取組み

埋橋孝文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623074051
ISBN 10 : 4623074056
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;22

内容詳細

剥奪された資源と機会を子どもに取戻し、自己肯定感を回復させ、貧困の連鎖を断ち切るために―「貧困/不利/困難に負けない力」をはぐくむ福祉・教育プログラムを構想する。

目次 : マクロとミクロ、福祉と教育を架橋する/ 第1部 子どもの貧困に抗うために(子どもの貧困とレジリエンス―8つの論点/ 子どもの貧困と福祉・教育プログラム―子どものウェルビーイングの向上のために/ 子どもの貧困をどうとらえるべきか/ 子どもの自己肯定感の規定要因/ 児童養護施設の子どもにみる自己肯定感をはぐくむ支援―「生い立ちの整理」を手がかりに/ 子どもの貧困に抗うための実践/ 子どもの貧困と母親の就業)/ 第2部 海外での子どもの貧困と対策プログラム(アメリカ―ヘッドスタート事業が示唆する「平等な教育」の現在形/ イギリス―子どもの貧困対策の到達点/ フィンランド―普遍主義的福祉・教育制度のゆくえ/ 韓国―WeスタートからDreamスタートへ)/ 福祉・教育現場での「子どもの貧困対策」にむけて

【著者紹介】
埋橋孝文 : 関西学院大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。大阪産業大学経済学部、日本女子大学人間社会学部を経て、同志社大学社会学部教授、放送大学客員教授

矢野裕俊 : 大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了、博士(文学)。大阪市立大学文学部、同大学院創造都市研究科を経て、武庫川女子大学文学部教授、大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • ゆう。 さん

    子どもの貧困に対する理論的アプローチと諸外国の対応を研究した内容です。貧困概念の考察から自己責任化への批判が示されていたり、子どもの貧困は子どもそのものに何も責任がないことを踏まえたうえで施策を練る必要性があることが述べられています。貧困連鎖を断ち切るために自己肯定感に注目し考察されていますが、子ども自身のエンパワメントを高めることで連鎖を断ち切るという視点も重要ですが、そもそも社会変革を視野に入れ経済的に支える施策の必要性の上に子ども自身の発達保障と両立させて考える必要性を感じました。勉強になりました。

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