フォルモサ・イデオロギー 台湾ナショナリズムの勃興1895-1945

呉叡人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622096498
ISBN 10 : 4622096498
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
536p;20

内容詳細

日本の“東洋的植民地主義”の下で、台湾人はいかにして自らのネーションの政治的形式を想像し、そこに文化的内容を付与していったのか。その葛藤的過程を描く。

目次 : 第1章 植民地台湾とナショナリズムの諸理論(台湾ナショナリズムという問い/ 文献の検討/ 本書の主張/ 本書の構成と方法論)/ 第2章 差別的包摂―周縁における日本の植民地的国民形成(大日本帝国再考/ 差別的包摂―周縁における日本の植民地的国民形成 ほか)/ 第3章 ナショナルになってゆく―政治的闘争と台湾国民国家の言説(一九一九‐一九三一)(割譲―分かたれた想像の出発点/ 「台湾は台湾人の台湾ならざるべからず」―同化主義と自治主義の相克 ほか)/ 第4章 ネーションになる―文化的抵抗と台湾民族文化の言説(一九一九‐一九三七)(文化の誕生―一九一九‐一九二一/ 文化の崩壊―一九二三‐一九二九 ほか)/ 第5章 東洋的植民地主義下のナショナリズム(台湾と植民地ナショナリズムの“アンダーソン=チャタジー・テーゼ”/ 沖縄および朝鮮によるテーゼの検証 ほか)/ 補論

【著者紹介】
呉叡人 : 1962年台湾桃園生まれ。国立台湾大学政治系卒、シカゴ大学政治学博士。専門は比較史的な歴史分析、思想史、文学。現在、中央研究院台湾史研究所副研究員

梅森直之 : 1962年広島県呉市生まれ。1985年早稲田大学政治経済学部卒、シカゴ大学政治学博士。早稲田大学政治経済学部助手、専任講師、助教授を経て、現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専門は日本政治思想史

山本和行 : 1977年生まれ。天理大学国際文化学部中国学科、京都大学大学院教育学研究科修士課程、同博士後期課程。博士(教育学)。現在、天理大学国際学部外国語学科中国語専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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呉叡人

1962年台湾桃園生まれ。国立台湾大学政治系卒、シカゴ大学政治学博士。専門は比較史的な歴史分析、思想史、文学。現在、中央研究院台湾史研究所副研究員

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