リスクコミュニケーション 排除の言説から共生の対話へ

名嶋義直

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750352169
ISBN 10 : 4750352160
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;21

内容詳細

リスクを管理するのか、私たちを管理するのか。権力が発信する「リスクコミュニケーション」の言説を取り上げ、その管理と排除の実践を批判的に分析・考察する。新型コロナ、ヘイトスピーチ、外国人、ジェンダー、障害者、放射能汚染など、多様なリスク視の具体的事例にもとづいて、「対抗するリスクコミュニケーション」を発信する。

目次 : 序章 「語られるリスク」と「語られないリスク」―「新型コロナウイルス×沖縄」をめぐる新聞報道の諸相/ 第1章 敵はコロナか、みんなか―戦争メタファーから考えるリスクコミュニケーション/ 第2章 ヘイトスピーチに見られる「言葉のお守り」―排外主義団体の選挙演説の分析から/ 第3章 「外国人児童生徒」とは誰のこと?言葉の奥にあるものを批判的に読み解く/ 第4章 学校制服とリスクコミュニケーション―ジェンダーの観点から/ 第5章 「障害」の表記とその言説をめぐって/ 第6章 コロナパンデミック・ロックダウンと「私たち(市民)」―メルケル首相の演説と感染予防条例にみるリスクコミュニケーション/ 第7章 コロナの時代と対話/ 第8章 食品中の放射性物質って安全なんですか?―「おおよそ100mSv」の意味と、守られない私たち、管理される私たち/ 補遺 いわゆる「処理水」についてのチラシを読み解く―「対抗するリスクコミュニケーション」の実践

【著者紹介】
名嶋義直 : 琉球大学グローバル教育支援機構教員。専門は研究面では批判的談話研究、教育面では民主的シティズンシップ教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Go Extreme さん

    語られるリスクと語られないリスク: 原発事故から新型コロナへ 誰が何をリスク視するのか 新型コロナウイルスをめぐる報道の諸相 未来に向けての提言─リスクコミュニケーション再考 敵はコロナかみんなか─戦争メタファーから考えるリスク ヘイトスピーチに見られる言葉のお守り 外国人児童生徒とは誰のこと─言葉の奥にあるもの 学校制服とリスクコミュニケーション─ジェンダーの観点か 障害の表記とその言説をめぐって コロナパンデミック・ロックダウンと私たち(市民) コロナの時代と対話 食品中の放射性物質って安全なんですか

  • 昌也 さん

    再読

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品