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「バカな」と「なるほど」 -経営成功のキメ手!(仮)

吉原英樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569820361
ISBN 10 : 4569820360
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
August/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

成功している企業について研究してみると、戦略、組織、人事、工場マネジメント、マーケティングなど経営の仕方が、一見したところ非常識と思えることが少なくない。「そんなバカな」と思わずいいたくなる。ところが、経営者や実務担当者から説明を受けると、理屈が通っており、「なるほど」と納得せざるをえない。経営戦略論の名著、待望の復刊!

目次 : 第1部 常識破りの発想(「バカな」と「なるほど」―成功する戦略の二大条件/ 答えをみながら答案を書く―創造的戦略の発想法/ べき論より予測論を…―経営者の先見力強化法/ ダブダブの洋服の戦略メッセージ―戦略を効果的に伝える方法/ マイナス情報に“情け”をかけよう/ 組織慣性との戦い―企業変身の最強の敵/ 人事スペシャリスト不用論―野村證券の「非」常識な人事部)/ 第2部 常識破りの戦略(多角化を成功させるキーファクター/ 非常識な戦略で活路を開く/ 中堅企業海外進出の成功の条件/ 夢と技術力と余裕―海外進出成効のキーファクター/ 安全運転は新事業の敵)

【著者紹介】
吉原英樹 : 神戸大学名誉教授。経営学博士。1941年、大阪府生まれ。66年、神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。同大学経済経営研究所助手を経て、84年より同教授。2005年に南山大学に移り、2012年まで同大学院ビジネス研究科教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    バカな・・と言われるのは、既に眼も思考も曇っているからだろう。その裏に、ストーリーと思いがあれば、納得できるし、成功する確率が高くなる。何よりも、社内事情ではなく、社外事情をベースにするということ。当然のようで、これが、難しい。

  • きいち

    自分のなかの商売人の血を騒がせる名著。◇競合企業からバカな、と軽蔑される戦略の中に、なぜか成功している企業が存在する。後から見ると、その企業の強みと正しい環境予測に紐づいた「なるほど」と思わせる合理性がある。多くの事例から見出されたこの決め手、自分が担っている商売に引き寄せると、その実現の難しさに慄然とさせられる。「バカな」と言ってもらえそうなアイデアも、強みに立脚した合理的な企画も、単体なら考えつく。難しいのは、それを首尾一貫させた勝ちスジを見出すこと、信じぬいて実践すること。◇でも、やってみたくなる。

  • フク

    30年前の書籍の復刻版。例示されている企業の知識はないが、その根底にある論理は面白い。 * 〈変化が定期的の実施される企業においては、変化が当たり前という組織風土ができる。この組織風土が重要なのである。(中略) 人間は、変化をひんぱんに経験し、変化に慣れていなければ、なかなか変化を生み出したり、変化を受け入れたりしないのではないか。〉確かに変化を受け入れるのは早い。が、あまりに頻繁だと「そろそろ組織(&方針)変わんだろ」と思ってやる気が失せるので程々にしてほしい。

  • nbhd

    楠木建さんの「ストーリーとしての競争戦略」を経由して手に取った。経営のエッセンスについてのエッセイ集とでも言おうか、おもしろかった。つまりは要するに→経営戦略において、他社との差別性をタテるのであれば、他社が評価し、見習っちゃうような差別性ではいけない。だって、すぐにマネされちゃうから。大事なのは、他社が「そんなのやらへんわ」と軽蔑し、バカ呼ばわりする差別性だ。しかして、そんな「バカな」には、よくよく話を聞くと、じつは「あぁ、なるほど」と納得できる論理が筋としてなくっちゃいけない。たいへん勉強になった。

  • aponchan

    「バカな」が「なるほど」になる瞬間、イノベーションに成功するメカニズムが非常に分かり易く、理解できる良書。 決して新しい著作ではないですが、海外進出へのチャレンジの要素等、今でも失敗している原因が同じところにあることを実感。失敗を恐れず、粘り強く、余裕をもってチャレンジする姿勢、企業のみならず人の生き方にも当てはまる気がしました。

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