なぜ、スーツは2着目半額のほうがお店は儲かるのか? 価格で見抜く“高くても売れる戦略”“安くても儲かる戦略”

千賀秀信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797382280
ISBN 10 : 4797382287
フォーマット
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
239p;19

内容詳細

ポイント還元セール、“2着目半額”、ホテルなどの早割…。世の中には、「これでお店は儲かるの?」と思ってしまうような売り方があります。一方で、絶対に価格を下げない、むしろ、高いほうが儲けにつながるケースもあります。これは、一体どういうことでしょうか?実は優れた戦略・マーケティング・ビジネスモデルは、その裏に、数字(儲け)の仕組みが綿密に結びついているのです。本書では、身の回りの価格の謎を紐解きながら、戦略と数字の結びつきを見ていきます。

目次 : Prologue 価格はどう決めるのか?―薄利多売の「ビール」でどう儲ける?/ 1 戦略が変われば価格も変わる―大塚家具VSニトリ。違いの本質は?/ 2 なぜ、スタバは値下げをしないのか?―ブランド戦略を徹底する/ 3 「買いたくなる」気持ちを誘導する価格戦略―「2着目半額!」の心理的効果と儲けの関係/ 4 価格競争の裏で儲ける方法とは?―競争優位を作り上げる「セルフうどん店」のカラクリ/ 5 知って得する価格設定のノウハウ―計数感覚を磨こう

【著者紹介】
千賀秀信 : 計数感覚・養成コンサルタント。マネジメント能力開発研究所・代表。東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。中小企業診断士。公認会計士、税理士専門の情報処理サービス業・株式会社TKC(東証1部)で、財務会計、経営管理などのシステム開発、営業、広報、教育などを担当。1997年にマネジメント能力開発研究所を設立し、経営と会社数字を関連させて考えられる能力(計数感覚)を高めるためのプログラムを考案。「わかりやすさ、具体性」を重視したコンテンツを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kawai Hideki さん

    面白かった。身近な例を題材に、ニュース記事や公開情報を駆使して企業のコスト構造を推測しながら、会計の基本が学べる。タイトルの「スーツ2着目半額」のカラクリの他にも、大塚家具とニトリの価格構造の違い、高級ホテルやフェラーリの付加価値の考え方、PBとNBのコスト構造比較、セルフうどん屋や「俺のフレンチ」などの価格競争の仕掛け方、ホテルや航空券の「早割」がなぜ儲かるのかなど、計算式付きでわかりやすく解説。最後は年収500万円の給料を出すために必要な売り上げの具体的試算(約6000万円)もあり、耳が痛いところ。

  • メタボン さん

    ☆☆☆ 損益分岐点、限界利益について理解を深めるための書。タイトルに思いっきり釣られてしまった(笑)。内容はごくごく普通の会計に関する教科書と思って良い。

  • たまきら さん

    読み友さんから。面白かった!物欲から解脱した(食欲と知識欲は数倍)私と旦那さんはあまり物を買いません。でもこの本で「へえ!2着目は半額!」とか、「ジーンズ2着目以降○千円か」とか、「これでもうかるんだろうか?」と一瞬考えてみたものの流していた疑問が「こういうわけなんですよ」と種明かしされているのにニヤリ。戦略が大切なのはわかりきったことですが、いや〜成功例や失敗例も興味深いです。…昔ながらの商店街で買い物を済ませ、Tシャツは墨田区自慢の繊維屋さんで購入する私たちって本当にマイノリティなんだろうなあ。

  • ひろ☆ さん

    こういうの疎いから、初心者にもさらりと読める。

  • 645TJC さん

    長期的な視点に立った企業戦略全体の整合性の大切さを再認識し、会計知識の復習にもなった。企業経営の上位概念である経営戦略とその下位概念にあたるマーケティング戦略、会計のつながりから、事業経済性の効果・からくりが分かりやすく説明されている。

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