成人発達理論から考える成長疲労社会への処方箋

加藤洋平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800590954
ISBN 10 : 4800590957
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
312p;19

内容詳細

目次 : 第1部 成長疲労社会への処方箋(新自由主義的社会が生み出した弊害/ 成長疲労社会からの脱却/ 発達理論から真の成長を考える)/ 第2部 透明化する社会への処方箋(デジタル環境下における管理社会)/ 第3部 資本主義批判の中での成長への実践(悪魔的資本主義における成長第3の道/ 資本主義の矛盾とポストコンベンショナルな思考/ 「成長疲労への処方箋ワーク」の発展的活用法)

【著者紹介】
加藤洋平 : 知性発達学者・現代思想家。東京・御茶ノ水生まれ。山口県立光高等学校卒業。一橋大学商学部経営学科卒業後、デロイト・トーマツにて国際税務コンサルティングの仕事に従事。退職後、米国ジョン・エフ・ケネディ大学にて発達心理学とインテグラル理論に関する修士号(MA.Psychology)、および発達測定の資格を取得。オランダのフローニンゲン大学にてタレントディベロップメントに関する修士号(MSc.Psychology)、および実証的教育学に関する修士号を取得(MSc.Evidence−Based Education)。現在、人間発達と文明学の研究を続けている。ウェブサイト「発達理論の学び舎」にて、オランダでの日々の探究について紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たくみくた さん

    40冊目。健全な自我の発達とは、自己中心性の縮小であり、逆に言えば利他性の拡大。それは飽くなき形で自我を肥大化させ続けていくことではない。新自由主義的社会は、私たちを飽くなき成長に駆り立てるが、真に自我を発達させていくというのは、そうした成長衝動を対象化し、それを手放すことにある。それは何も成長を放棄するという意味ではなく、盲目的に成長に向かって邁進することをやめ、自分や社会の中で何の成長が本当に求められているのかを考え、 「量的成長からの脱成長を通じた質的成長」の実現に向かって歩みを進めることを意味する

  • くまの さん

    正直自分には合わない本だった。 色々なことに追われ続け、自己の成長を追い求めるが故に心が疲弊していく。それから脱却する為には何もせず"人間らしく"ゆったり生きよ、そんな内容だったが、まず人間らしいとはどこから来たのか、人間はそんな高貴な生き物なのか節々引っかかる。労働のために生きるなはわなるが、本当にそんな牧歌的な生活を現代人は求めているのだろうか。疑問しか残らない本。

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