明治を創った幕府の天才たち 蕃書調所の研究

副島隆彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784880863450
ISBN 10 : 4880863459
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
317p;20

内容詳細

のちに維新の元勲と称讃される薩長の頭目たちには西洋近代学問の知識が無かった。全く無かったわけではないが、刀を抜くこともあった政争(政治権力闘争)に明け暮れたら、勉強(学問、研究)などしている暇がない。だから当時の天才級の頭脳をした日本人の多くは譜代の幕臣たちである。その人々について細かく調べたのが本書である。

目次 : 第1章 「尊王攘夷」から「開国和親」へ―その歴史の秘密/ 第2章 明治の国家運営を担った旧幕臣の数学者たち/ 第3章 蕃書調所の前身・蕃書和解御用と初期蘭学者たち/ 第4章 幕末の科学研究所・蕃書調所で起きていた権力闘争/ 第5章 「二尺三寸が武士の刀」―幕末の剣術道場/ 第6章 東京大学の原型「蕃書調所」をつくった勝海舟/ 第7章 大隈重信の旧幕府と新政府反主流派にまたがる人脈

【著者紹介】
副島隆彦 : 1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論の分野で画期的な研究と評論活動を展開。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として執筆・講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スプリント さん

    副島本らしさ満点の内容です。 定説を次々とひっくり返していきます。 信じるか信じないかはあなた次第です。

  • Hiroki Nishizumi さん

    副島氏は面白い内容を探し当てるのだが、わざと斜に構えた言い方をして損しているんじゃないかなぁ

  • FKtaro さん

    一般的に優秀な薩長人が無能な幕府を倒して明治を運営したという歴史の「薩長史観」を覆すという主旨の本。歴史的事実と資料を踏まえて「正史」からは見えてこない裏歴史を導き出す。幕府の要人は攘夷一色だったわけではなく、対外的な思想を持ち超優秀だった。龍馬はグラバーの手先。伊能忠敬は忍者などなど。示す仮説は面白いのだけど、どうも他者を強い論調で腐す傾向があるのでそれは必要なく思える。

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