「司法と福祉の連携」の展開と課題

刑事立法研究会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784877986988
ISBN 10 : 4877986987
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
516p;21

内容詳細

相互に対等な立場を維持してつながるべき刑事司法と福祉の具体的な連携の在り方とはなにか。地域生活定着支援センター29カ所の実態調査からひもとく。

目次 : 第1部 総論(「刑事司法と福祉の連携」の権利論的構成―「再犯防止推進計画」の批判的検討を通して/ 対人援助ニーズを有する犯罪行為者への福祉による支援の理論的位置づけ ほか)/ 第2部 各論(自由刑単一化論と処遇/ 対人援助ニーズを有する者に関する刑罰制度の問題―刑事司法制度が社会復帰の困難を増幅しないために ほか)/ 第3部 各国の動向(ドイツにおける更生保護制度改革/ フランスにおける刑事強制および強制下釈放について ほか)/ 第4部 地域生活定着支援センター調査結果(地域生活定着支援センター全国調査結果について/ 地域生活定着支援センターの課題と今後)

【著者紹介】
土井政和 : 九州大学名誉教授。専門は刑事政策。九州大学法学部助手、助教授、教授、同大学院法学研究院教授を経て、2018年3月末、同職を定年退職。権利論を基底に据えた犯罪行為者の社会復帰論とそれを支える処遇としての社会的援助を主張してきた

正木祐史 : 静岡大学地域法実務実践センター教授。専門は少年法、刑事法。立教大学法学部助手、静岡大学人文学部助教授、同大学院法務研究科教授を経て、2016年4月より現職(法務研究科兼任)。少年司法手続・権利保障や、社会内処遇の法的規律の研究等に携わる

水藤昌彦 : 山口県立大学社会福祉学部教授。専門は司法福祉、フォレンジック・ソーシャルワーク。2001年からビクトリア州政府ヒューマン・サービス省にて、障害のある犯罪行為者への対応などに関わる。その後、社会福祉法人北摂杉の子会、山口県立大学社会福祉学部准教授を経て、2017年より現職。独立行政法人国立のぞみの園参事を兼務

森久智江 : 立命館大学法学部教授。専門は犯罪学、少年法、刑事訴訟法。九州大学大学院法学研究院助教、立命館大学法学部准教授を経て、2017年より現職。犯罪をした人の社会復帰と犯罪に向き合う社会のあり方について、修復的司法の観点から研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 抹茶ケーキ さん

    タイトル通り、司法と福祉はどのように関わるようになったか、どのように関わっていくべきかについての論集。「司法はなぜ福祉にかかわるべきか(司法における福祉の位置づけ)」について論じた最初の論文が面白かった。

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