ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか NHK出版新書

冨山和彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140887288
ISBN 10 : 4140887281
フォーマット
出版社
発行年月
2024年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;18

内容詳細

人手不足なのに、なぜ人が余るのか?

これからの日本は、少子高齢化による深刻な人手不足と、デジタル化の進展による急激な人余りが同時に起こる社会に突入する。人手不足はローカル産業で起こり、人余りはグローバル産業で顕著に起こる。
これまでの常識のなかだけに生きるホワイトカラーは、生き残る選択肢がほとんどなくなる。
企業再生支援の第一人者による、国、組織、個人のレベルでの抜本的再生のための提言!

【本書の構成】
序章 労働力消滅、ふたたび
第1章 グローバル企業は劇的に変わらざるを得ない
第2章 ローカル経済で確実に進む「人手不足クライシス」
第3章 エッセンシャルワーカーを「アドバンスト」にする
第4章 悩めるホワイトカラーとその予備軍への処方箋
第5章 日本再生への道筋

【著者紹介】
冨山和彦 : IGPIグループ会長。日本共創プラットフォーム代表取締役社長。1960年生まれ。東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。スタンフォード大学でMBA取得。2003年、産業再生機構設立時に参画しCOOに就任。解散後、2007年、経営共創基盤(IGPI)を設立し代表取締役CEO就任。2020年10月よりIGPIグループ会長。2020年、日本共創プラットフォーム(JPiX)を設立し代表取締役社長就任。パナソニックホールディングス社外取締役、メルカリ社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ehirano1 さん

    この手の警鐘は以前より雨後の筍のように鳴らされてきましたが、生成AIの登場で現実味が増しているように感じます。一方で、生成AIはソフトである以上、アップデートが必要ですので、結局はAIを造る業種は残り続けるのかもしれませんが、やがてはそれもAIに取って代わられるのかな?なんて思ったりもしました。

  • よっち さん

    少子高齢化による深刻な人手不足と、デジタル化の進展による急激な人余りが同時に起きつつある日本社会。人手不足の状況でなぜ人が余るのかを解説した1冊。ローカル産業で生じる人手不足、グローバル産業で顕著に起こる人余り。エッセンシャルワーカーの待遇を改善する必要性、そして生成AIが進化していくことで淘汰されるこれまでの常識から抜け出せないホワイトカラー。いろいろ変えていかざるを得ない状況なのは間違いなくて、あとはどうやって意識を変えながら現実的な手法に落とし込んで進めていくかというところですね…それが一番難しい。

  • KEI さん

    こちらの本も人口減少が一つのキーワード。会社も付加価値向上ができなければ、新陳代謝を促し、人が移動することで人手不足を解消していかなげればならないとのこと。生産年齢人口は今後何十年減少が続くし国も現在この方向に転じているし、この本に書かれていることは正しいのかなと思う。40代〜50代ぐらいがマインドチェンジの痛みが大きいが仕方がない。

  • きたぴー さん

    大変興味深く、恐くもなる本でした。本書で「問題はここから」と指摘されている40代ホワイトカラーの私。まずは土台となるリベラルアーツ基礎編「言語的技能・技法」を携わる分野に当てはめて積み直すことからか。さらにAIの基本構造・特性も学んでみたい。本来は技術職ですが管理職への階段を登りつつあり、専門技術より言葉や表現を駆使して働く機会が圧倒的に増え、「田舎の駅長さん」的に具体と抽象の両方を鍛えられていない。人に語れる強みね〜。能力やスキルの棚卸し..難しそう。グローカル産業の雄「観光産業」のプロ教育が気になる。

  • 金吾庄左ェ門 さん

    第3章以降、やたらと英語(カタナカ語)を乱発しているのが鼻につきました。日本人の親から子、子から孫へと無意識に継承されるブルーカラー忌避とホワイトカラー信仰をどうにかしないといけないのですがね。まず日本語で「職業に貴賤なし」と説いていくのが先ではないでしょうか?

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冨山和彦

IGPIグループ会長。日本共創プラットフォーム代表取締役社長。1960年生まれ。東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。スタンフォード大学でMBA取得。2003年、産業再生機構設立時に参画しCOOに就任。解散後、2007年、経営共創基盤(IGPI)を設立し代表取締役CEO就任。2020年10月よりI

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