神の法vs.人の法 スカーフ論争からみる西欧とイスラームの断層

内藤正典

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784535584655
ISBN 10 : 4535584656
フォーマット
発行年月
2007年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,315p

内容詳細

ムスリム女生徒のスカーフ着用が、ヨーロッパ各国で問題になっている昨今。西欧とイスラームは共生可能か。社会学と憲法学から法理と実体を解き明かし、共生の条件を探る。樋口陽一氏を招いての鼎談は圧巻。

【著者紹介】
内藤正典 : 一橋大学大学院社会学研究科教授・社会学。1956年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学院理学系研究科地理学専攻博士課程中退、同大学助手、一橋大学講師を経て、現職。専門は、現代イスラーム地域研究、中東の国際政治

阪口正二郎 : 一橋大学大学院法学研究科教授・憲法。1960年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科単位取得退学。一橋大学法学博士。東京大学社会科学研究所助手、同助教授などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 可兒 さん

    いわゆるスカーフ論争について、日本人が理解できないポイントをまとめた本。「イスラム教だから」「女性差別だから」といってヒジャーブだけを批判し、ヒジャーブと同じようにイスラーム主義の象徴である顎ひげや、ヒジャーブと同じように宗教封建制の名残で女性が着用するスカートなどを問題視しない欧州の現状がある。その姿勢がムスリム女性への差別なのだ、という議論が興味深い。何事につけ上から目線で、いかにも学者センセーの議論だったのが残念だが

  • takao さん

    ふむ

  • 名前氏 さん

    イスラム教のヴェールを単なる女性抑圧のシンボルとして扱うフランスのフェミニストの中に、母性神話を鋭く批判したバダンテールがいたのが意外だしショッキング。パターナリスティックにもほどがあるし、いくら何でも雑じゃね!?どんだけ上から目線??とツッコミを入れたい。ダイソーのほそい付箋350枚入りを使い切るくらい要チェックポイントがあるどこもかしこも重要な本です。なのに全然頭に入ってないから再読してノートにまとめ直す予定。ところでドイツもフランスもベルギーも、問題抱えてんなぁ。いや、もちろん日本も酷いけど。

  • Arko さん

    150414

  • 牛タン さん

    タイトルはやたらと仰々しいが内容はそれほどでもない。全8本からなる論文集で、憲法学・社会学の2つの立場からみたスカーフ論争を対比させる試みだそうだが全体的にバランスが悪いと思う。4本の憲法学の論文のうちフランスのライシテについての3本は面白いが、ドイツの事例を扱った残りの1本はそれらに比べて異様に内容が浅い。続く4本の社会学の論文はフランス、ドイツ、ベルギー、トルコにおけるスカーフ論争を扱ったもので、個々の話は面白いが、お互いに直接関連のない内容であり、さらに前出の憲法学の論文との対比にもなっていない

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人物・団体紹介

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内藤正典

1956年東京都生まれ。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。一橋大学名誉教授。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。同大学院理学系研究科地理学専門課程(博士課程)中退。博士(社会学)。専門は多文化共生論、現代イスラム地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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