誰が殺した?日本国憲法!

倉山満

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062169967
ISBN 10 : 4062169967
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
倉山満 ,  
追加情報
:
224

内容詳細

人権尊重は完全なる建て前。東大教授の好みで解釈も歴史も改変。そのうえ制定直後から違反の連鎖…。国を滅ぼす日本国憲法の真実とは。憲法をめぐる事実を一つ一つ検証し、普遍的議論を提供する画期的な入門書。

【著者紹介】
倉山満 : 1973年香川県生まれ。中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員。現在、国士舘大学講師。社会人を対象にした「帝国憲法講義」が評判を集めている。専門は憲政史。学術論文多数の他、「正論」「歴史通」「歴史読本」などにも執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mj さん

    高い理想に貫かれた、我が国と日本人の在り方を述べた本。宮沢俊義教授の「八月革命説」は詭弁と喝破。これを習った当時は、ハーグ陸戦条約条約付属書など知りもせず、「独創的なアイデア」だなと感心したものだった。自分の不明を恥るばかりですな。

  • denz さん

    日本国憲法三原則の基本的人権・平和主義・民主主義(国民主権)には根拠がないと著者は指摘しつつも、逆にこの三原則は守られているのか、と問うかたちで日本国憲法の問題点を指摘する。世論が注目しなければ人権を守らない裁判所とその根拠を提供する憲法学、平和憲法の理念は政治を制約できていたのか、指導者を国民が選択できない政治システムは民主主義といえるのか。著者は、書かれたことのみを守る護憲ではなく、立憲主義の理念が守られているかを判断基準とする吉野作造の帝国憲法への捉え方を今現在よみがえらせる必要がある、と主張する。

  • みじんこ さん

    これまで倉山先生の本は色々と読んできたが、本書は特によくまとまっている。かつての憲政の常道を取り戻すことの重要性を知った。政党内で総理の職がたらい回しにされているのはおかしいとずっと思っていたが、本来は選挙をして民意を問う、というのが正しい在り方だと知った。義務教育で教わった憲法の実態がいかに不整合なモノかが本書で分かる。「人権」という概念の考え方は西洋ではいかに出来上がったかなど歴史を踏まえて書かれているので面白い。本書は現行憲法の欠陥と帝国憲法の優れた点を知り、運用や立憲主義について考える材料である。

  • 紅井流星 さん

    憲政の常道を初めて理解できた。憲法とは条文として記載されていることだけを守ればいいのではないそうで、このことは目から鱗です。特に為政家は憲法の運用を含め、自分の信念を貫く覚悟が必要だと思った。簡単に憲法解釈を変えてはいけないだろうから、これからの憲法変更は大変だろう。また、欠陥がある言われる明治憲法(大日本帝国憲法)だが、伊藤博文を始め明治の元老が10年以上の年月を費やして作られたのだから、存在感は大きく認める必要があるだろう。ただ、旧仮名遣いのため読むのに苦労するから読んではいない。

  • しろくまZ さん

    戦前、戦中の政党政治について、自分がいかに何も知らなかったかを思い知らされた。勿論、帝国憲法と日本国憲法についても同様です。それにしても明治の元老達、特に十年かけて帝国憲法を作成した伊藤博文、スゴイわ。

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