感情は、すぐに脳をジャックする

佐渡島庸平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784054068438
ISBN 10 : 405406843X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;19

内容詳細

怒り、悲しみ、罪悪感…感情を細かく認知することでアウトプットの質が上がる!『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』を仕掛けたメガヒット編集者と予防医学研究者・マンガ家による、自分を知るための感情のトリセツ。

目次 : 第1章 感情を疑う(僕たちは、こんなにも感情に「鈍感」だ/ どんな意思決定にも、感情バイアスは働いている ほか)/ 第2章 感情の解像度を上げる(メタ認知に最適なプルチックの「感情の輪」/ 基本感情の先にある、もうひとつの感情とは ほか)/ 第3章 感情を正しく認知する(アウトプットの質を高める“認知・受容・選択”のサイクル/ “認知”の精度を上げていくには感情の振り返りを習慣にしよう ほか)/ 第4章 感情を語り、思考を深める・ネガティブ感情編(恥―僕たち、「恥」の意味も知らずに恥ずかしがっていました/ 罪―その罪悪感、本当に必要ですか? ほか)/ 第5章 感情を語り、思考を深める・ポジティブ感情編(誇り―「誇り」にすがるか、鼓舞するか。それが問題だ。/ 驚き―世界に驚きを生み出す、「とは」思考でいこう! ほか)

【著者紹介】
佐渡島庸平 : 株式会社コルク代表取締役社長。編集者。1979年生まれ。中学時代を南アフリカ共和国で過ごし、灘高校に進学。2002年に東京大学文学部を卒業後、講談社に入社。12年、講談社を退社し、クリエイターのエージェント会社・コルクを創業

石川善樹 : 予防医学研究者。博士(医学)。1981年生まれ。東京大学、ハーバード大学公衆衛生大学院を経て、自治医科大学で博士(医学)を取得。公益財団法人Well‐being for Planet Earth代表理事。専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、概念進化論

羽賀翔一 : マンガ家。コルクスタジオ所属。1986年生まれ。2010年、『インチキ君』で第27回MANGA OPEN奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • りょうみや さん

    前半は感情のメタ認知について。ここで紹介されているブルチックの「感情の輪」はたしかに感情を認知するためのよいツール。後半は感情の各要素についての対談をそのまま掲載したもの。著者の一人は編集者で「作家やマンガ家、編集者とはあらゆる感情を味わい尽くす職業」とあり妙に納得した。自分も自身の隠れた感情、小さな波に気づき大事にしたい。瞑想(マインドフルネス)の副読本に適している。

  • テツ さん

    感情についての一般論的な考察と、ネガティブな感情、ポジティブな感情についてのお話。基本的にどんな場合でも、どんな事柄についてでも、理性的に判断したい。感情の赴くままに行動するとだいたい後悔するのだと、人は大人になる過程で学習していく。あと最近はSNSで目にした他人の感情に相乗りして、それが自分の内側から生まれたもののように勘違いし怒ったり悲しんだりする方々をよく見かけますね。他人の感情は自分とは全く関係がないという大前提を見逃して共感能力だけを尊ぶのは危険だと思うけどなあ。

  • sheemer さん

    2日で読了。脳が感情にも左右されるのだからタイトルには納得が行く。感情を細かく分けて知るためにプルチックの「感情の輪」を示し、その使い方を紹介するのも分かりやすい。そこまでが総論。さて各論になって実際の感情のケーススタディとなるはずの4章、5章の作者3人の鼎談が、まとまりのない、これといった根拠の提示もないおしゃべりのような感じが強く、前章までで知ったことを使って深掘りすることができなかった。感情をモジュラーなパーツのように使っていて、シナリオの設計のような感じで、長く続く感情の深い洞察はなさそうだった。

  • kazuki さん

    常に感情を抑えて表に出さないようにしてきた自分にとって新たな発見や気づきを与えてくれた貴重な1冊。ポジティブ感情であろうとネガティブ感情であろうと、優劣を付けずに認知・受容した上で自分の変容を考えるという言葉が刺さった。中盤からは3人の対話形式となっていて、その中で特に「恥ずかしさ」の章にとても共感。まさに自分は「人からどう見られているか」よりも「自分というものを見る」ことの方が恥ずかしい。自分が持つ色々な感情と向き合い仲良くなって、世界をもっと広げていきたい。

  • 三井剛一 さん

    感情について、探究し、向き合っていく一冊。 無意識なものを含めて、自分の感情を素直に受け入れる。感情を細かく知ることで、認知しやすくなる。出来事について、振り返ることは、あっても感情を振り返ることは無かった。感情が高まった部分を注目するのではなく、「波」として捉えるのは興味深い。 一つ一つの感情を深掘りしていくことで、自分がわかる。 「全ての感情に意味がある」感情への向き合い方が変わる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品