デジタル円 日銀が暗号通貨を発行する日

井上哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532358570
ISBN 10 : 4532358574
フォーマット
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;20

内容詳細

新たなマネー覇権を巡る争いはもう始まっている!デジタル通貨の実証実験を始めた中国、スウェーデン、導入の議論を加速させるユーロ圏、英国。先行する各国の取り組みを紹介し、日銀によるデジタル円発行のメリットと課題を明らかにする。

目次 : 第1章 リブラの衝撃と金融当局の対応/ 第2章 主要国の中央銀行によるデジタル通貨の取り組み―中国/ 第3章 主要国の中央銀行による取り組み―欧州・その1/ 第4章 主要国の中央銀行による取り組み―欧州・その2/ 第5章 中央銀行によるデジタル通貨発行の基本発想/ 第6章 中央銀行がデジタル通貨の発行に関わることの蓋然性/ 第7章 二段階アプローチによる中央銀行デジタル通貨の導入/ 第8章 経済政策に対する影響/ 第9章 日本にとっての中央銀行デジタル通貨の意義

【著者紹介】
井上哲也 : 野村総合研究所主席研究員。1985年東京大学経済学部卒、92年米イェール大学経済学大学院修士修了。85年に日本銀行に入行、2008年に野村総合研究所に入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • se1uch1 さん

    主要国のデジタル通貨への取り組みの意図を理解することができた。欧州は対GAFA、中国は対BAT、米国はやや中間。日本はどうか?情報を付することで今まで情報を持つことができなかった人がデータをもつことができる可能性があり、データリテラシーは今後も重要なスキルになりそう。金融への影響についても勉強になった。デジタル取付の脅威がそこまでないとの主張の背景は、リーマンの時も資金の逃避の大部分が個人ではなく金融機関同士であり、そこは既にデジタル化されているとのこと。確かにと思う一方、個人を無視してよいかは不明

  • Mc6ρ助 さん

    頭の固くなってしまった爺さまにはハードルの高さが半端ではないが、現在の金融制度に徐々にデジタル中央銀行券を導入することで、ストレスなくデジタル化を図ることは可能なようだ。リブラが一方の雄であるならば、GAFAから給料を貰うというマルクス・ガブリエルさんの冗談のカウンター・プランは、納税はデジタル貨幣の情報提供、国民は対価としてベーシック・インカム(どこかの誰かの7万円なんてケチなことはいわずにドーンと・・)を得るなんて世界、夢想ではないかもしれない・・・。無理かな・・。

  • 紫の煙 さん

    給料は口座に振り込まれ、買い物の支払いはカードで行う生活をしていれば、円がデジタルになっても、何も違和感はない。この本に書かれている経済学の理論は分からないが、投資対象になっている暗号通貨などより、よほどリアリティを感じる。

  • aun さん

    単にCBDCを発行するだけで金利の下限がなくなるとの認識を改めてくれた。今本当に熱いトピックだと思うので今後も動向を注視したい。

  • huryoryon1108 さん

    卒論のために読みました。勉強になりました。 著者は割と自明のことのように途中の説明を飛ばすことが多々あり、知識不足の私には少し難解でしたが、なんとか読み切りました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品