100歳時代の新しい介護哲学 介護を仕事にした100人の理由(わけ)

久田恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784768435687
ISBN 10 : 4768435688
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;19

内容詳細

本書は、編集企画グループ花げし舎を拠点に集まった6人の取材チームが、3年にわたって介護職の方たちに聞き取りを続けた原稿が元になっています。登場する方々は、介護の現場で日々働き、悩み、喜び、そして「介護ってなに?」と、自問自答している介護職の人たちです。あまりにも人間的なこの介護という仕事のなかで、ひたむきにその意味を問い続けている人も多く、彼らの口からポロリとこぼれてくる言葉に、思わず目からウロコが落ちていきます。私たちは、思いました。超高齢社会のこの国を支える新たな「介護哲学」は、この現場に生きる草の根の介護職の人たちからこそ生まれてくるのだと。

目次 : 1 転職経験も人生体験も活かされる場所です/ 2 多様な人が出会える奇跡の場です/ 3 働く人も癒されます/ 4 起業チャンスが無限大です/ 5 家族の介護体験や自分の介護体験がきっかけです/ 6 地域や社会を介護で変える希望があります/ 7 難しいことが自然にやり遂げられている場所です/ 8 自分の居たい場所を自分でつくる仕事です

【著者紹介】
久田恵 : 1947年生まれ。ノンフィクション作家。『フィリッピーナを愛した男たち』(文藝春秋)で、第21回大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アオイトリ さん

    高齢化社会を思うと、つい悲観的になってしまう私。厳しい現場ルポかと思いきや、介護士、看護師、ケアマネジャー、施設長、理想とする終の棲家を夢見て起業したひと、介護タクシー、介護に関連したフィナンシャルアドバイザー…裾野は広く100人に聞き取りをしたフィールドワークです。水曜日郵便局みたい(笑)。断片的ですが、多様な人生を垣間見て思うところあります。ひとの老い方が千差万別であるためでしょうか、多様なひとが働いている。人生のゴールを尊厳をもって迎えるために、尊敬に値する専門職として認知されますように。

  • かん さん

    ニュースとかヤフーのコメントでは人手不足のせいでブラックだの低賃金だのネガティブなことばっか言われてるけど、何をどう考えても介護って公益性も社会性も高い仕事だと思うんだよな。そもそも今やってる仕事を福祉と繋げられることって必ずなにかあるはずなのに、新しいビジネスってそこから始まるはずなのになんでそれを思案せずにネガティブな意見しか言わないかと疑問に思うことはある。色んな人の考え方、新しい事業があるんだなと知ることができたのは良かった。特に観光と介護をあわせた事業は良い仕事だなあと思った。

  • まゆまゆ さん

    ちまたでは低賃金、重労働といわれ、なり手不足といわれる介護関係の仕事だが、職業として選んで働いている人達100人の考えや思いをまとめた内容。若い人から年配者まできっかけはいろいろ。みんなある種の信念を持って介護に携わっているんだと感じる。

  • GX さん

    年齢も経験も多様ですし、「介護」といっても、職場、提供しているサービスなど様々ですが、ひとりひとり、ご自身の「哲学」をもって、介護に関わっていることがよく分かります。両親や自分自身の将来のことを考えて、こうした人たちがいることを嬉しく思います。

  • バーニング さん

    少し前に新聞書評で話題になった時の購入したが半分ほど読んでやめており、続きを読んだ。高齢者介護の世界の人たちがほとんどだが障害は複合型の人もちらほら。広い意味で業界にいるさまざまな世代の人たちの生の声が多々あって面白い。一部意識高い人もいるが大半はごくごく身近にいるはずの市井の福祉職の人がたち。加えて転職組も多く、いつからでも業界に来ていい(人手不足という前提はさておき)こともよくわかる。

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人物・団体紹介

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久田恵

1947年北海道生まれ。90年『フィリッピーナを愛した男たち』で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。97年「息子の心、親知らず」で文藝春秋読者賞を受賞。執筆活動を続けながら、シングルマザーとして子育てをし、約20年にわたって両親を介護。ファンタスティックに生きる!をテーマに「花げし舎」を主宰している

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