とうとう、『歌手・中森明菜』と『実年齢』のギャップが臨界点に達した・・・というアルバム。これで、１９歳？！Ｍ３などは、今でも違和感なくコンサートでリストアップされます。本作を完成させたことで『シンガー』への成長を確信したことでしょう。特に、ＬＰ・Ａ面にあたる、Ｍ１〜５は圧巻です。一気呵成。親衛隊への『コール自粛』が要請されたのもこの頃です。懐かしいぃ〜・・・。

発売後に、オンボーカル・バージョン『Ｗｏｎｄｅｒ』をリリースしたように、『ちょっと調子に乗り過ぎちゃったかなぁ〜（＾＾；)』みたいで、やっぱり問題作だと思います。ただ、当時のツアーでの盛り上がり＆衝撃の黒装束を踏まえて、『ビジュアルとセットのアルバム』と認識したうえで、最高！

これは「Ｂｅｓｔ」の曲目リストですね。このアルバムの中には直前まで２ｎｄシングル候補曲だった「あなたのポートレート」が入っています。こちらは「少女Ａ」とはまるで違う、来生ワールドどっぷりな歌です。そのほかもアップありミディアムスローありな、シングル曲以外の曲が入っていて私は好きですけどね。

音がいかにも80年代後半だがそれが良い所かも。全編明菜独特の英語の発音も面白い。あのビブラートも確立されビジュアルも成熟していった年。

発売順に並べただけのベストであまり面白みがないと思ったこともありましたが、発売順もスタッフが飽きさせないよう考えたものでこの収録方法が一番だと気付きました。音も派手ではないですが聴きやすく、これ以降はやりすぎリマスタが増産されるのでこれが一番良かったかなと思います。だから今でも売っているんでしょうね。

中森明菜さんの一番良かった時代のシングル曲が網羅されているので、良いベストだと思います。発売順にもなっており、少女（？）から大人になっていく様子がよく分かります。裏メニュー的な「赤い鳥逃げた」まで入っているところがすばらしいです。

誰もが知っている代表曲ばかりでＣＤ２枚組のボリュームは立派です。アイドルの中では一番好きでしたが、元気な姿を見せてほしいです。

中森明菜はメディアに頻繁に露出していた頃（80年代〜90年代前半）は全く興味が無く、というか他に興味がある音楽（洋楽）に偏っていた為、全く聴かなかった。ここ最近、興味を持ちベストアルバムから、と聴き始めたらその良さにはまってしまった。特に80年代後半が落ち着いた感じで良い。これはライブアルバムでまだ未聴だが、聴いてみたいと思います。

ドラマチックな曲が並んでおり、 明菜さんの表現に惹き込まれます！ 今回のオリジナルアルバムも大満足です！！

いやはや、すげぇ〜タイトル！ 昨年末のディナーショーも予想をはるかに上回る『最強メドレー』でしたが…いよいよオリジナルアルバムですね！ 今年のディナーショーも待ち遠しいです！