オリジナルがどれも大曲ばかりなのに、明菜さんの歌声に調和され、まるで元々彼女が歌っていたかのような完成度です。 昔から他のアイドルとは違うものを感じる彼女でしたが、いまでは演歌やフォークまで歌えるアーティストに成長したことを証明する力作だと思います。

カバーのジャンルについては、本人の意向もあるそうですが、 カバーを出す事に関しては、徳永英明の担当と同じだからだそうです。 （明菜周辺より）ベストも、もういいです。 オリジナルが厳しいのは解るけど、年一位はお願いしたいですね。

明菜の最高傑作！今だに車にCD積んでます。何回聞いても聞き飽きないすごさがあります。発売当時から聴き続けてますが好きな曲が変わっていくのが我ながら不思議。またこんなアルバム出してほしいな。Stock 2とか…。有り得ないか…。f^_^;

すごいの一言！ノリノリの明菜さんのロックが堪能できます。ドラマチックなバラードには定評のある明菜さんですが、ギラギラしたロックもカッコイイ！改めて「歌姫」明菜さんの実力を再認識しました。

車で高速を飛ばし続けるような感覚のアルバム。窓の外には80年代の光の数々が見えるけれど明菜の強いボーカルと古くならないギターサウンドのおかげで今聴いても悪くはない。それにしてもアルバム一枚を飽きさせず最後まで聴かせるこの力量。あらゆる層に媚びまくったごった煮作品とはワケが違う。はっきり言ってこんなアルバムはどこにもないので是非聴いてみてください。

分厚いシンセの音が20年の時を経ても輝きを帯びて響く。明菜の繊細なボーカルも詞の世界を丁寧に想起させ涙腺が緩む。バラードだろうがアップテンポだろうが同じ調子で歌う歌手が多い中彼女のボーカルスタイルは異色だ。まだ20代前半だった中森明菜はそこに挑戦したわけだが、彼女を上回る表現者がまだいないせいでこのリマスター盤の価値は高い。30代、40代の人にこそ似合う曲がつまったアルバム。

限定盤ヴァンプ〈傑作〉を経ての移籍第３弾オリジナル。アルテラシオンで感じられた迷い〈スタッフの？〉がここではすっかりなくなって気持ちいいほどの新しい中森明菜が聴ける。９０年代後半のミリオンラッシュ作品の多くが色褪せているのに比べシェイカーはスタンダード性を失っていない。このあとリリースされるスプーンと共に聴くものを包み込むような構成は見事！自己啓発本のような安くさい歌詞が一切ないのも彼女らしい。

何しろボーカルが遠くの方にあって集中すると少し疲れる、いい意味で。ラボエームの歌い方〈いつ聴いてもいい！〉がこのアルバムでさらに発展しているけど、出来ればジプシークイーンみたいなボーカルミックスにして〈エコーを消してというのじゃなく〉特別盤をリリースしてほしいなぁ。明菜さんのボーカルは時期によって変化、進化しているので、より不思議の謎に引き付けられるのです。そういうファン多いと思う。あぁ、ワーナーさんお願い！

『はじめまして』もセットされてたら最高だったな。買うかどうか迷ってたんで、いいきっかけになりました。ありがとう！

明菜様自身が『客観的に見ても、セクシーだと思う』と語っていたほど充実していたこの時期に、あえて全英詩！時代ですねェ。歌詞がダイレクトに伝わらない分、様々なボーカル・スタイルを披露してくれています。シングル『ＢＬＯＮＤＥ』の英語バージョン・Ｍ６はビックリしました。