男女交際進化論「情交」か「肉交」か 集英社新書

中村隆文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087203363
ISBN 10 : 4087203360
フォーマット
発行年月
2006年03月
日本
追加情報
:
18cm,253p

内容詳細

「男女交際」とは、福沢諭吉が作った文明開化の薫り高き言葉。そのあり方をめぐっては、当時、学校や知識人の間で真面目な論争が…。近代化を目指す明治日本を舞台に、波瀾万丈の「男女交際」の歴史を辿る。

【著者紹介】
中村隆文 : 1953年、神戸市生まれ。同志社大学卒。京都大学大学院にて博士号(教育学)取得。専門は、美術教育史、社会文化史、教育社会史。神戸女子大学文学部教育学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Smith, Ordinary. Person. さん

     福沢諭吉は「男女交際」という言葉を創作し、「健全な男女交際においては"情交(精神的文化的交わり)"と"肉交(肉体的な交わり)"、このどちらも重要である。」と説きました――。 なぜ学校には男女交際に厳しい校則があるのか。なぜ性教育で「セックス/性行為」を教えることに反発が起きるのか。その大元は明治時代の近代教育制度にあった!  当時の教育者や知識人によって醸成されていった、男女交際思想の成り立ちを解説した著書。(以下コメントに続きます。)

  • 海 さん

    タイトルはなんだか扇情的だけど、内容は真面目。ともすれば固いテーマを著者の絶妙な語り口でわかりやすく面白くしている。たまに男性の同性愛についての本を読む中で、どうして戦前はこんなにも同性愛が多いんだろうと疑問に思っていたけれど、この本を読むとその答えがあまりにも明確で疑問は氷解した…けど女性の自分としてはなんともいえないやりきれない気持ちになった。

  • hikarunoir さん

    明治限定の話で、扇情性も葛藤も皆無の肩透かし。ただし女の権利向上に衆道が排斥される過程だけは日本独自のもので興味深い。

  • 肉ちゃん さん

    日本の恋愛史の復習に。

  • かわい さん

    進化論というよりも明治の文明開化によって入ってきた新たな男女交際によってそれまで差別を受けてきた女性がどのように人権を得たかというお話でした。わかりやすかったです。

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中村隆文

京都大学理学部物理専攻卒業、学士(理学)(1982年)。INSEAD France Fontainebleau Management International Management終了(2002年)。McGill Canada Montreal Masters in Management修士課程修

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