「防災大国」キューバに世界が注目するわけ

中村八郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806714316
ISBN 10 : 4806714313
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
302p;19

内容詳細

風速300キロのハリケーンでも死者が出ない国。人間と暮らしを重視し、分散型自然再生エネルギー社会へとシフトするキューバの「防災力のある社会」づくりの秘密を解き明かす。緊急現地調査に基づく最新リポート。

【著者紹介】
中村八郎 : 1946年長野県生まれ、法政大学工学部卒。日本大学大学院修士課程修了。東京都国分寺市役所で20年間防災まちづくり係長、都市計画課長補佐として都市計画業務に取り組む。その後NPO法人環境・災害対策研究所副理事長歴任。現在、NPO法人くらしの安全安心サポーター理事長、日本大学理工学部及び大学院非常勤講師

吉田太郎 : 1961年東京生まれ、筑波大学自然学類卒。同大学院地球科学研究科中退。持続可能な社会への関心から、サラリーマン稼業のかたわら有給休暇を利用してキューバを16回ほど訪れ、キューバの農業、環境、森林、医療、教育、住宅、文化政策を紹介する一連の著作を執筆してきた。また、アグロエコロジーや伝統農業についての著訳書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • dimsum さん

    キューバvs.ハリケーン。キューバだから実現可能なのか。学ぶところは多いが、学んだところで腰の重い日本が実現するのにどれくらいかかるのだろう。キューバのいいところは、「やろう」とトップが決めたら驀進できるところなのかな。防災はハリケーンが来る前から始まり、避難、医療、ライフラインすべてにおいて事前のリスク予測と対応がなされている。隣組的な部分をプラスに思う存分使っている。

  • 井上岳一 さん

    ハリケーンと戦い続けてきたキューバがどのような防災システムを築き上げてきたかを解説する本。何が何でも人命を守るという革命政府の思想と、分厚いコミュニティによる支え合い。分散型のエネルギーシステム。日本が学ぶべき希望の物語がここにはある。必読。

  • 飯田 さん

    市民防衛の体制つくりの必要性を強く感じた。 意思決定の優先順位が明確なところも大事な点で、かつ日本では非常に難しい点でもある。安全と利便性やコストをどのように天秤にかけるか?事前の行動をとろうとすればするほど難しい。 キューバの取り組みをそのままもってくると上手く行くわけではないことは誰もがわかっているし、資産が少ないことによる途上国特有の対応の身軽さや、法制度や組織体制の違いで現時点の日本ではできないこともあるだろう。 後半、予防と応急対策の概念が私の理解と少し違うところがあったが、全員野球で防災

  • こひた さん

    ローテクでも実現できるトップダウン型「効率的複線化」の紹介。ペット・家畜もターゲットに入れたレジリエンスの高い組織作りによる、災害前、最中、後の早期回復方法。後半の自然エネルギー利用部分については、アメリカのグリーンニューディールがあの現状では眉唾ものだが、前半部は日本も利用できる部分があるのではないかと感じる。

  • ぽきゅぴん さん

    大型のハリケーンに襲われても死者ゼロとするキューバに学ぶ。ハリケーン襲来時は、政府と市民が一体となって逃げる、復興も政府主導で早い。避難後翌日から学校は始まる、リスク回避の発想で再生エネルギーにも力をいれる。日本も学べるところはないのだろうか?

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中村八郎

1946年長野県生まれ、日本大学大学院理工学研究科修士課程修了。東京都国分寺市役所で20年間、防災都市づくり、都市計画の業務に取り組む。その後、(株)防災都市計画研究所所長を経て、現在、NPO法人くらしの安全安心サポーター理事長、日本大学理工学部大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に

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