Product Details
ISBN 10 : 4492315489
Content Description
特に信仰心もないのに、富士山に登ればご来光に手を合わせ、年始には初詣に行き、厄年になれば厄除けをし、受験では合格祈願する私たち。一方、厄年表や健康祈願、合格祈願、商売繁盛、交通安全祈願…と「メニュー」を巧みに用意する寺院。両者の行動を「行動経済学」から分析し、私たちとお寺との正しい付き合い方を伝授するとともに今後の寺院と僧侶のあるべき姿を考える。
目次 : 第1章 祈りの行動経済学(祈りの心理的効果/ 誤った判断によって生じる祈り/ 都合よく解釈してしまう/ 面倒くさがる私たちの脳/ “おカネ”の問題/ 信仰心を形成する心理的要因)/ 第2章 仏教における祈り(祈りのニーズはなくなるのか/ 仏教の成り立ちと宗教への移行/ 日本仏教における祈り/ 葬式仏教を考える)/ 第3章 お寺のガバナンス(非営利組織のガバナンス/ お寺のガバナンス構造/ 改革待ったなしの宗教法人制度)/ 第4章 お寺は生き残れるのか(現世利益再考/ 葬式仏教の今後/ 現代における祈り)
【著者紹介】
中島隆信 : 慶應義塾大学商学部教授。1960年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(商学)。専門は応用経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひめぴょん
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