科学イラストから学ぶ 一目で効果的に技術を伝える方法

中島佑佳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798187150
ISBN 10 : 4798187151
フォーマット
出版社
発行年月
2025年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

情報の整理からストーリー設計まで
複雑な情報を「伝わる」に変える実践ノウハウ

技術や研究成果を「どう伝えるか」に悩んだことはありませんか?
本書は、科学的な知識や技術の伝達を、視覚表現――特に科学イラストを通じて学ぶための1冊です。
理科の教科書やニュースで見かけるような、科学や技術を分かりやすく説明するイラストを題材に、
情報を「端的かつ効果的に」伝えるための具体的なメソッドを紹介します。
科学イラストにとどまらず、資料作成やプレゼン、さらには口頭説明にも応用できる、
視覚表現を活用した「伝える技術」の新常識を身につけられます。

伝わる技術で価値を引き出す
・科学とデザインのプロが実践する「技術伝達の新常識」を初公開
・技術の魅力を最大限に引き出し、「これなら伝わる!」という手応えが得られる内容

科学イラストの基礎と実践を網羅
・イラストの制作プロセスを通じて、メッセージを整理し、相手に伝わるビジュアルを構築
・知識ゼロからでも実践できる、わかりやすい構成

「伝え方の落とし穴」や「伝わらない理由」にも言及
・ただイラストを描くだけでなく、効果的な「伝え方」そのものを深掘り
・SNSや広告など短時間で興味を引くための実践的ヒント

実例豊富で即実践可能
・イラスト自作の手順から外注時の注意点、広告デザインのコツまでを解説
・見る人の視線を誘導し、印象に残るデザインを作るポイントを紹介

対象読者は多彩
・研究者、広報・マーケティング、営業、IR資料作成担当者など技術や情報を伝えるすべての方
・科学技術分野に限らず、あらゆるビジネスシーンで活用可能

本書の構成
第1章 「科学イラストから学ぶ、技術を伝えるポイント
第2章 技術を伝えるメリット
第3章 技術を伝える上での落とし穴
第4章 心得1「技術を理解することを諦めない」
第5章 心得2「多様な職種の関係者を巻き込む」
第6章 心得3「技術を伝える先の目的を意識する」
第7章 心得4「シンプルな一番伝えたいメッセージを、一貫して伝える」
第8章 心得5「技術の情報を詰め込みすぎない」
第9章 5つの心得を持ってイラストを制作する
第10章 イラスト制作を依頼する
第11章 5つの心得を持ってチラシやバナー広告を制作する



【著者紹介】
中島佑佳 : 株式会社miseru代表取締役/サイエンスデザイナー。東京大学工学部在学中に、最先端の研究成果が「伝わりづらい」ことに課題を感じ、研究者と社会をつなぐ“ビジュアル化”の重要性に着目。研究イラストの制作を始めたところ、次第に学内外から依頼が増加。こうしたニーズの高まりを受け、株式会社miseruを設立し、科学領域に特化したデザイン事業『miseru design』として本格的に展開を始めた。以来、製薬企業、研究機関、化学・技術系メーカーなどから、プレスリリースや学会・論文用のイラスト制作、一般向け啓発資材の制作などを多数受託。専門性と表現力の双方を活かし、技術を「端的に、効果的に伝える」ビジュアルコミュニケーションを提供している。2023年に東京大学大学院工学系研究科を修了後は、miseru designの活動を継続しながら、外資系化粧品メーカーにも所属

蒲池美紀 : miseru designサイエンスデザイナー。東京大学工学部在学中、「科学や技術の魅力をもっと多くの人に、わかりやすく伝えたい」という中島の思いに共感し、『miseru design』に参画。以来、研究者や技術者の想いを可視化する“サイエンスデザイナー”として、複雑な技術情報をわかりやすく、かつ印象的に伝えるビジュアルの制作に取り組んでいる。これまでに、研究機関、化学・技術系メーカー、大学の研究室などのイラスト制作や、スタートアップのロゴデザインを担当。常に「最も伝えたい技術の特徴は何か」を丁寧に掘り下げ、それを視覚的に魅せるデザインに落とし込むことを信条としている。日本の技術の国内外でのプレゼンスを高めていくことをミッションとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • osamutkrd さん

    自分でBioJapanのフライヤーを作った時に、デザインでうまく伝える技術の必要性を痛感していたのでとてもいい本だった。読む前はデザイン本かと思っていたが、コミュニケーション論や制作発注の時のための虎の巻といったちゃんとしたいい本だった。

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中島佑佳

株式会社miseru代表取締役/サイエンスデザイナー。東京大学工学部在学中に、最先端の研究成果が「伝わりづらい」ことに課題を感じ、研究者と社会をつなぐ“ビジュアル化”の重要性に着目。研究イラストの制作を始めたところ、次第に学内外から依頼が増加。こうしたニーズの高まりを受け、株式会社miseruを設立

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