法思想史 有斐閣アルマ

中山竜一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641221338
ISBN 10 : 4641221332
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
346p;19

内容詳細

古代から現代まで、とりわけ近世以降の法思想家を中心に分かりやすく解説。思想の内容だけでなく、それが生まれた時代背景や社会状況についても説明。時代を超えた議論や問題設定の連続性、つながりについても的確に明示。現代を生きる私たちにとって必要不可欠な教養書。

目次 : 第1部 古代から中世へ/ 第2部 近代法思想の揺籃/ 第3部 近代法思想の展開/ 第4部 近代法から現代法へ/ 第5部 現代の法思想/ おわりに グローバル化のなかの法思想

【著者紹介】
中山竜一 : 現職、大阪大学大学院法学研究科教授。経歴、1987年京都大学法学部卒業。1991年京都大学大学院法学研究科博士後期課程中途退学

浅野有紀 : 現職、同志社大学大学院司法研究科教授。経歴、1991年京都大学法学部卒業。1994年京都大学大学院法学研究科修士課程修了

松島裕一 : 現職、摂南大学法学部専任講師。経歴、2002年大阪大学法学部卒業。2010年大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得

近藤圭介 : 現職、京都大学大学院法学研究科准教授。経歴、2006年京都大学法学部卒業。2011年京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • まさにい さん

    コンパクトに法思想をまとめ上げている。しかも力作です。特に4章以下は引き込まれるように読んだ。自然権論の歴史的変遷も興味深かった。P247のカウフマンの言葉と、彼の主著である『法哲学』の最終章が『寛容』であることは、自由の本質を一言で表していると思う(少なくとも日本国憲法の自由権の本質は寛容であると僕は思っている)。ローマ法以降、数々の法思想が現れたが、今(その時代)を生きるために何が合理的なのかを根拠づけるものが必要で、それは時代時代で変遷していくものだと思う。大切なのは、正確な問題の把握なのだろう。

  • tieckP(ティークP) さん

    ヨーロッパ中心の法思想史。とはいえ、近世までは法学者と著名な思想家とはほぼ一致しているし、現代に近づくと法思想は言語学や経済学、政治学など他の学問の影響を受けるようになるので、全体としては思想史そのもの+最善の法を巡る法特有の歴史、という感じになる。正直、ヘーゲルのところなど法にのみ興味があるひとに分かるかは怪しいので万人に入門書として勧められるかは分からないが、哲学・現代思想好きなら、それらにある程度現実の重みを乗せて冷静になった思想として楽しく読めると思う。法と思想をかじった自分にはとても合っていた。

  • spanasu さん

    ヨーロッパの法思想史についての本で、ざっくりとはわかった。ドイツ公法学に興味が湧いたので、それを中心に読み進めていきたい。

  • 本命@ふまにたす さん

    西洋の法思想史の通史。古代ギリシャから現代の正義論まで手際よくまとまっている。個々の思想家に割かれたページ数はそれほど多いとはいえないが、その分多くの人物や理論が取り上げれており、よい意味で教科書的な内容だと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品