「地域の価値」とは何か

中央経済社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784502520914
ISBN 10 : 4502520918
フォーマット
出版社
発行年月
2024年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

地域おこしに本当に必要なものとは?「地域の価値」をキーワードとして見ていくと、地域づくりの課題や今後の方向性が展望できる。

目次 : 第1部 現代資本主義と「地域の価値」(「地域の価値」が今なぜ注目されるのか―現代資本主義における価値生産の変容を踏まえて/ 商品の価値づけをめぐる論点―慣行と配置にもとづく規制、および利潤のレント化/ 「地域の価値」を構成する要素としてのオーセンティシティとその解釈/ 生産から消費・文化への変容にみる「地域の価値」)/ 第2部 「地域の価値」をどうつくるか(地域の木の価値づけを通した家具産地社会の再構成/ 地域の持続的発展と真正性の装置としての映画館―「日田シネマテーク・リベルテ」(大分県日田市)を事例として/ 地域の人びとと関わり合う―フリーランスの共同体の一生と遺産/ 公害地域の価値をつくる―熊本県水俣市および岡山県倉敷市水島地区の事例から)/ 第3部 「地域の価値」の政策論(「地域の価値」の地域政策論/ 現代地域発展論―社会連帯経済から「地域の価値」へ)

【著者紹介】
除本理史 : 大阪公立大学大学院経営学研究科教授

立見淳哉 : 大阪公立大学大学院経営学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 1.3manen さん

    宮本憲一先生の弟子の先生方も散見される一冊。内発的発展論の今日的展開、最新の成果が地域事例分析を通じて理論化されている。除本教授の地域の価値の定義:狭義では地域・場所・空間の差異、意味。広義ではコモンの維持・管理・創出プロセスという(12―13頁)。インバウンドの外国人観光客は真正性を求めているだろう(第3章)。ツーリズム関連は第8章にある。学びとツーリズムを現場に見る。個人的に関心を抱いたのは、第10章の立見教授のフランスのコンヴァンシオン社会学理論である。

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