ソ連を崩壊させた男、エリツィン 帝国崩壊からロシア再生への激動史

下斗米伸夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861828805
ISBN 10 : 4861828805
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
318p;19

内容詳細

1991年8月、モスクワで発生したクーデターに立ち向かい、戦車の上で集まった民衆に拳を突き上げてみせるエリツィン。ゴルバチョフ大統領が主導した「ペレストロイカ」に反対するソ連共産党の守旧派がクーデターを起こしたが、エリツィンを中心とした民衆の抵抗によって挫折した。これによって共産党の信頼は失墜し解散に至り、1991年12月26日、ついにソ連は崩壊し、エリツィンを大統領とするロシア連邦が誕生した…。1999年、プーチンを後継者に指名し、エリツィンは大統領を辞任した。

目次 : 第1部 ソ連からロシアへ―軛からの解放(ペレストロイカとエリツィン・ロシア/ 主権国家ロシアの台頭からソ連崩壊へ)/ 第2部 ロシアの再生―対立と争闘(エリツィンと新生ロシア/ 1993年=憲法改革をめぐる対決/ 民営化で台頭した寡頭支配の闇/ 1996年大統領選挙の危機)/ 第3部 ポスト・エリツィン―後継者の模索(“寡頭支配の鉄則”?/ プリマコフの挑戦/ プーチン・フー?―後継者として急浮上/ プーチン時代の始まり)

【著者紹介】
下斗米伸夫著 : 1948年、札幌市生まれ、法政大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授。東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)、朝日新聞客員論説委員(1999‐2002年)、日本国際政治学会理事長(2002‐04年)、日露賢人会議成員(2004‐06年)、バルダイクラブ成員(2007年‐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • BLACK無糖好き さん

    ソ連崩壊からロシアヘの政治的な流れの中心人物であるエリツィンも古儀式派教徒の末裔だということで、ソ連崩壊の裏にある土着的ロシアの再生や、ロシアとウクライナといった現代ロシア政治の二項対立を近代政治学の知的枠組みだけで捉えるのではなく「古層の意識」の理解が必要と訴える。ただ内容としては、エリツィンからプーチンヘの政権移行をロシア内政を中心に記述しただけのようにも見受けられ、そこから無自覚ながらも古い信仰を信じる正教徒というロシア人の心性の根っこにあるものを読み取るのは自分には難しかった。

  • スプリント さん

    評価が難しい政治家ですね。 時代を動かしたことは事実ですが政権後半の迷走ぶりは別人のようです。 プーチンによるエリツィン評を知りたいです。

  • アーリーリタイアド さん

    ソ連末期から数年前迄の政治をエリツィン中心に展開されている。後半では割いている量は僅かだが、端的に分かり易く、プーチン政権やロシアと欧米との関係についても触れている。 ソ連末期からの推移を振り返るには良いと思う。

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