実存と構造 集英社新書

三田誠広

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087206104
ISBN 10 : 4087206106
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
18cm,186p

内容詳細

20世紀を代表する思想、実存主義と構造主義。表裏の関係にある両者を、人生に指針を与える思考モデルとして読み解く。サルトルやレヴィ=ストロース、大江健三郎や中上健次を論じつつ、生きるヒントを提示する書。

【著者紹介】
三田誠広 : 1948年、大阪生まれ。作家。早稲田大学文学部卒業。『僕って何』で芥川賞受賞。早稲田大学客員教授を経て武蔵野大学教授。日本文藝家協会副理事長、日本ペンクラブ理事などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シッダ@涅槃 さん

    ずいぶんといかめしく堅牢な感じのするタイトル。「実存」と「構造」という長年手につかなかった言葉について知りたくて読んだ。始めの方の「実存」についての説明はハマりこんで読んだが、構造についての説明はやや突飛な印象。ただ「実存」と「構造」は対立概念というより「コインの裏表」という主張や「実存的苦悩は枠組み(構造)の一部である」と認識し、相対化されることで救われる可能性があるという言葉も、目を瞠るものがあり、面白かった。

  • 佐島楓@勉強中 さん

    実存を構造で包み込み、「悩んでいるのは自分ひとりではない」と教えてくれるのだという言葉が繰り返される。コンパクトにまとまっていて読みやすい。そういえばガルシア=マルケスも中上建次も未読だった。

  • overture さん

    ひとりの人間は自由で主体的な存在である(実存の側面)、それと同時に個人は大勢の中のひとりでしかなく、ときにわずらわしい制度や社会もその構造にはなんらかの意味がある(構造の側面)。実存と構造は表裏一体。作者の言うように、実存としての自分が直面している不条理を構造の面から自分一人に限ったことでないと相対化することにより救われることは確かにあると思う。でも、社会の中で自分の存在がちっぽけで無力なものであると思えるとき、その人のプライドをぎりぎりのところで守れるのはやっぱり実存の面なのだという気もしました。

  • emuuwaii さん

    実存と構造を思考モデルとしてとらえ、それらが文学の中でどう使われてきたかということを描いた1冊。実存という概念は人間を袋小路に追い込むが、そこからの脱出の一つの答えが構造化だと筆者は言います。確かに自分の悩みがただひとりのものではないと知ることは新たな視点を与えてくれますが、それで解決というわけでもないような気もします。普段の思考は、筆者の言う実存と構造の2つのモデルの間を、気がつかずに行ったり来たりするものなのかも。

  • ともすけ さん

    タイトルからはわかりづらいだろうが、結論としては要するに中上健次と大江健三郎の話である。三田誠広の本は2冊目だが同じ内容の繰り返しであったので彼の本は1冊読むだけで十分であろう。実存と構造からこの世界を読み解こうという趣旨には賛同する部分もあるのだが、それはすでに終わって世界は新しいステージに立っているのだと個人的には感じている。つまりもう時代遅れになっているといった感は否めない。あと、2冊目ということで著者の文章の平易さも気にかかってきたということも付け加えておきたい。内容は正直薄い。

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人物・団体紹介

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三田誠広

1948年大阪生まれ。作家。武蔵野大学教授、日本文藝家協会副理事長。早稲田大学文学部卒。66年に『Mの世界』でデビュー。77年、『僕って何』で芥川賞受賞。小説、エッセイ、評論で幅広い活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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