SHM-CD

ヒロイン〜ヴェルディ:アリア集 アンナ・ネトレプコ、ジャナンドレア・ノセダ&トリノ・レッジョ劇場管弦楽団

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG53108
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン - THE HISTORY
アンナ・ネトレプコ/ヒロイン〜ヴェルディ:アリア集


【ドイツ・グラモフォン125周年記念】【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
ヴェルディ生誕200年とネトレプコのドイツ・グラモフォン・デビュー10周年を記念して発売された、ヴェルディのアリア集。ヴェルディのオペラでも、最重量級のヒロイン達を歌い分けるネトレプコの完璧なテクニックと表現力が光る名盤です。ジャナンドレア・ノセダ指揮トリノ王立歌劇場管弦楽団と共演し、セッション録音で取り組んだアルバムです。(メーカー資料より)

【収録情報】
ヴェルディ:
● 歌劇『マクベス』から

1. 勝利の日にその女どもに出会った
2. おいでなさいませ! 急いで!
3. さあ、皆して立ち上がるのです、地獄の使者たちよ
4. 明るさが弱まり
5. 汚れがあるわ、ここにまだ

● 歌劇『ジョヴァンナ・ダルコ』から
6. ここは! ここは・・・この場は開けているわ
7. 予言を告げた森よ

● 歌劇『シチリア島の夕べの祈り(シチリアの晩鐘)』から
8. アルリーゴ! ああ、貴方は語っておられるのですよ
9. ありがとう、最愛の友人の皆さん

● 歌劇『ドン・カルロ』から
10. この世のむなしさを・・・フランス、乙女だった

● 歌劇『トロヴァトーレ』から
11. 行ってくださいな、私をおいて
12. バラ色の愛の翼に乗り
13. 憐れみを・・・あの声、あの荘厳な死者への祈りは
14. あなたはご覧になることでしょう

 アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
 ロランド・ヴィラゾン(テノール:13)
 トリノ・レッジョ劇場合唱団(トリノ王立歌劇場合唱団:9,13)
 トリノ・レッジョ劇場管弦楽団(トリノ王立歌劇場管弦楽団)
 ジャナンドレア・ノセダ(指揮)

 録音時期:2012年7月、12月
 録音場所:トリノ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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久しぶりのネトレプコのアリア新譜。 ユ...

投稿日:2013/09/03 (火)

久しぶりのネトレプコのアリア新譜。 ユニヴァーサルの宣伝によると「・・・重い“スピント”の役どころを、ネトレプコ自身の声の成熟によって満を持して収録・・・」とある。もともと”軽い”声では無かったネトレプコなので、「えらく変わった・・・」という訳ではないけれど、まあ確かにマクベス夫人などがレパートリーに入るようになったとということらしい。 彼女も齢40を前にして貫禄もついてきたが、声の質は相変わらず滑らかさと影のある美しい声。やはりこう言う声でこう言うアリアを・・・と言うことになると、マリア・カラスの歌が影に日向に付きまとう。比べるとかどうとか言うのではないが、ちょっとしたところにカラスを思い起こす。彼女はカラスのレパートリーを歌うときには多かれ少なかれカラスを意識してるんじゃないかと思う。参考にするにせよ距離を置くにせよ声域の似た歌手はその扱いが難しい。 歌は何れも何時もどおり美しく歌われているし、スタジオ録音と言うことも有って実演では時折見せる荒っぽさも無く丁寧で彼女の美点が好く現れた歌が楽しめる。いつものようにカラスに比べると凄みに欠けるとか、やや一本調子で微妙なニュアンスが足りない・・・とか、あげつらうことも出来るだろうが・・・・一体戦後のソプラノで誰がカラスの域に到達したと言うのだろう・・・・と、ネトレプコ信者は思う。 クラシック音楽にも時流はある・・・と言うか、クラシック音楽もその演奏においては時代を反映する(或いは、時代が演奏に反映する)。カラスの歌は、戦後の荒廃の中から復興と繁栄を求める時代に生まれ、”希望”と言った言葉が生々しい意味を持った時代の唄だったと思う。”希望”に意味があるのは、”今”満たされぬものがある事を意味しているし、その意味では苦悩も不安も痛切であった時代とも言える・・・・・希望に切実さがある分だけ悲劇(もちろん喜劇)の現実味も生々しい時代を受け止めてカラスの歌は”凄み”も”微妙なニュアンス”も深みを帯びていた。翻って、今の時代が求め・与えるものは1950年代とは違っているのは当然でもある。ネトレプコの歌は良かれ悪しかれそういう”今”の時代を反映した歌だと思う。 そう言えば、なにかと”悲劇”の影が付きまとうカラスとは対照的に、ネトレプコはマリンスキーの床掃除をしていた時代から一躍人気歌手としてキャリアを積み、順調に結婚し、一児を儲け、ロシアからは勲章を貰い、40を前にして今もスターダムのトップにあるシンデレラ・ストーリーの主人公である。 その意味で、マリア・カラスは”殻”を打ち破って戦うことで将来への希望を象徴した時代(結末は悲劇に終わったけれど・・・)のディーバであり、アンナ・ネトレプコはクラシック・オペラと言えどもショウ・ビジネスの一環のなかで”芸術”を模索するこの時代の他には得がたいディーバに違いない。 付録のDVDも映像は皆既出のものながら、もう一枚ネトレプコのアリア集が聴けると思えばとても楽しめる。

yk さん | 京都府 | 不明

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マクベスにはカラスの稀代の名唱があり、ト...

投稿日:2013/08/28 (水)

マクベスにはカラスの稀代の名唱があり、トロヴァトーレには、古くはミラノフ、新しくはフリットリの名唱がありで、すべてがネトレプコが一番とは参りませんが、声質がハイ・メッツォに近くなり、強靭な声で歌えあげたヴェルデは立派としか申し上げよがなく堪能しました。ノセダの指揮はネトレプコの歌を引き立てるには到っておらず残念です。

TASSY さん | 東京都 | 不明

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これは素晴らしい! 結婚そして出産後、彼...

投稿日:2013/08/24 (土)

これは素晴らしい! 結婚そして出産後、彼女特有のあの鋭い目付きが柔和になり、歌も身体も丸ーくなりましたが、その心の目にはかつての眼光の輝きが残っていた模様です。いきなりマクベス夫人で開始、なかなかやるじゃないか、と思っていましたら、エリザベッタの大アリアでまずびっくり。続くレオノーラのアリアとシーンの長丁場もお見事の一言に尽きます。このような役に、今後声の重くなった彼女が進出するかどうか、予断は許せませんが、かつて「カラスを聴かない歌手がいるでしょうか」と言っていたプマドンナの「進化」を知る録音です。映像のオマケ付きもありがたい。オペラ観音に拍手! バックもトリノのオケというのも行き届いています。

オペラかじり虫 さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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