CD 輸入盤

『リゴレット』全曲 フランチ&RAIローマ管、ブルスカンティーニ、ボッティオン、他(1963 ステレオ)(2CD)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HOC083
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

名バリトン、ブルスカンティーニ唯一のリゴレット!
1963年のステレオ録音が完全初出!


これまでまったく流通した形跡のない音源がCDになりました。1963年にRAIローマが収録したヴェルディの『リゴレット』(11月5日放送。収録は10月16日とされています)。これが素晴らしい名演で、しかもステレオ録音!
 1950年代から1980年代まで幅広く活躍したバリトン、セスト・ブルスカンティーニ[1919-2003]は、モーツァルトやロッシーニ、ドニゼッティなどで高い評価を得た演技達者なバリトンでした。あまりドラマティックなバリトン役は歌わなかったブルスカンティーニでしたが、リゴレットは得意としていて歌っていました。しかしこれまでまったく録音がありませんでしたので、このCDは貴重。ブルスカンティーニのリゴレットは、ヴェルディ・バリトンの押しの強いリゴレットとは異なり、父として道化としての感情を抜群の演技力で歌い上げるもので、聴くものの心に迫るたいへん優れたリゴレットです。マントヴァ公のアルド・ボッティオン[1933-2009]は、1960年代から晩年まで長く活動したヴェネツィア生まれのテノール。イタリア伝統のスタイリッシュな歌い口で人気を博しました。この録音は新進テノールとして活動の場を広げている頃のもの。エミーリア・ラヴァーリャは軽量級ソプラノで、コロラトゥーラを軽々と歌っています。彼女自身まだ若かったのでしょう、瑞々しい声の初々しいジルダです。
 驚いたことに正真正銘のステレオ録音。RAIでは1950年代末から1960年代にかけてのステレオ録音がいくつも確認されており、これもその一つだったようです。やや歪っぽいものの、この年代のイタリアでの録音としては上々の音質です。観客入りの放送用録音で、拍手は基本的に幕の終わりだけで途中には入りません。
 ボーナスにベッリーニの『夢遊病の女』のアリアと、ヴェルディの『群盗』から3場面を収録。『群盗』は、RAIがヴェルディの没後50周年を記念して行った一連のヴェルディ録音の一つで、『群盗』の最初期の録音ですが、これまでCDにはなっていなかったものです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲

 セスト・ブルスカンティーニ(Br リゴレット)
 アルド・ボッティオン(T マントヴァ公)
 エミーリア・ラヴァーリャ(S ジルダ)
 マッシミリアーノ・マラスピーナ(Bs スパラフチーレ)
 エレナ・ツィリオ(Ms マッダレーナ)
 アンジェロ・ノゾッティ(Bs モンテローネ)、他
 RAIローマ管弦楽団&合唱団
 カルロ・フランチ(指揮)

 録音時期:1963年10月16日
 録音場所:ローマ
 録音方式:ステレオ(アナログ/放送用ライヴ)

【ボーナス・トラック】
・ベッリーニ:『夢遊病の女』より「お前が分かるぞ、ああ、心地よい地よ」
 セスト・ブルスカンティーニ(Br)
 録音:1957年(モノラル)

・ヴェルディ:『群盗』より「カルロ! わしは死んでしまう」
・ヴェルディ:『群盗』より「見知らぬ男が3ヶ月ほど前にやって来て」
・ヴェルディ:『群盗』より「愛情に溢れる父親からの口づけのように」
 セスト・ブルスカンティーニ(Br マッシミリアーノ)
 アドリアーナ・グエリーニ(S アマーリア)
 ラルフ・ランベルト(T カルロ)
 RAIミラノ管弦楽団
 アルフレード・シモネット(指揮)
 録音:1951年(モノラル)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Prelude
  • 02. Questa O Quella
  • 03. Voi Congiuraste Contro Noi, Signore
  • 04. Quel Vecchio Maledivami!
  • 05. Pari Siamo!
  • 06. Figlia!... Mio Padre!
  • 07. Deh, Non Parlare Al Misero
  • 08. Ah! Veglia, O Donna
  • 09. E Il Sol Dell'anima
  • 10. Addio! Speranza Ed Anima
  • 11. Gualtier Malde... Caro Nome
  • 12. Riedo! Perche?

ディスク   2

  • 01. Ella Mi Fu Rapita
  • 02. Parmi Veder Le Lagrime
  • 03. La Ra la Ra la Ra
  • 04. Cortigiani, Vil Razza Dannata
  • 05. Tutte Le Feste Al Tempio
  • 06. Piangi, Piangi, Fanciulla
  • 07. Compiuto Pur Quanto a Fare Mi Resta
  • 08. Si, Vendetta, Tremenda Vendetta
  • 09. E L'ami?
  • 10. La Donna E Mobile
  • 11. Un Di, Se Ben Rammentomi
  • 12. Bella Figlia Dell'amore
  • 13. E Amabile in Vero
  • 14. Della Vendetta
  • 15. Chi E Mai?
  • 16. VI Ravviso, O Luoghi Ameni
  • 17. Carlo, Io Muoio
  • 18. Un Ignoto, Tre Lune or Saranno
  • 19. Come Il Bacio D'un Padre Amoroso

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

プロフィール詳細へ

ヴェルディ(1813-1901)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品