CD 輸入盤

『マクベス』全曲 クラウディオ・アバド&スカラ座、ピエロ・カプッチッリ、シャーリー・ヴァーレット、他(1976 ステレオ)(2CD+ブルーレイ・オーディオ)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4835601
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


若い情熱が迸る
アバドとスカラ座のオペラ録音


クラウディオ・アバドの栄えある1976年録音のヴェルディ『マクベス』。シャーリー・ヴァーレットによるマクベス夫人が特に素晴らしいと評判です。

ドイツ・グラモフォンの豪華ハードカバー仕様によるオペラ・シリーズ。オリジナル・アナログ・テープからの96kHz/24Bitオーディオ・リマスタリング。限定盤。CD2枚組とオペラ全曲を収めたBDオーディオのセットです。英語、フランス語、ドイツ語の歌詞対訳、あらすじ付き。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『マクベス』全曲


 マクベス/ピエロ・カプッチッリ(バリトン)
 マクベス夫人/シャーリー・ヴァーレット(ソプラノ)
 バンコー/ニコライ・ギャウロフ(バス)
 マクダフ/プラシド・ドミンゴ(テノール)
 侍女/ステファニア・マラグー(メゾ・ソプラノ)
 マルコム/アントニオ・サヴァスターノ(テノール)
 侍医/カルロ・ザルド(バス)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:1976年1月3-8日
 録音場所:ミラノ、Centro Telecinematografico Culturale
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

総合評価

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当盤こそ、我がCDコレクション中のベスト...

投稿日:2021/03/13 (土)

当盤こそ、我がCDコレクション中のベスト・オブ・ザ・ベスト。その地位は40年揺るがない。異様な緊迫感が立ち込める冒頭から全編に亘って隅々まで神経が行き届いた演奏には一切の無駄がなく、劇場空間の広がりと奥行きを感じさせながらもきめ細かく劇的な響きに何度聴いても感動する。開幕早々からスカラ座合唱団の威力に圧倒され、夫を唆そうとするマクベス夫人の腹黒さをよく表現しているシャーリー・ヴァーレット、主体性のないマクベスの不安定な心情を掘り下げているピエロ・カップッチッリ、緊迫感の富んだ味わい深い歌唱を聴かせるバンクォーのニコライ・ギャウロフも見事だ。実際の上演ではドラマの流れを断ち切る、という理由でカットされることが多いバレエ音楽も、ここでは緊張感の持続の中に置かれて、ドラマを盛り上げる。アッバードのオペラ録音は、劇場上演での盛り上がりよりも録音を意識してシンフォニックな響きに意識を向けているようでいながら、実際にスカラ座に出向いて聴いた(’85年)演奏でもやはり、この録音と同じようにシンフォニックなもので、誠に緻密な演奏だった。ブルー・レイオーディオ化されて、どんなものか初めて入手したが、素晴らしい音に驚いた。前奏曲のドラの音の奥行と広がりには痺れた。音の向上が、更にこのディスクの存在価値を高めてくれて、嬉しく喜ばしいかぎりである。

ジャン=ルイ さん | 千葉県 | 不明

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投稿日:2013/05/19 (日)

不滅の『マクベス』である。ウィーン国立オペラで1999年に初めて『マクベス』を聴いた。タイトルロールはヌッチ。帰国直後にこのCDを購入して聴き、自分がつい先日目の当たりにした実演に勝るとも劣らない感動を受けた。ヴァーレットの夫人をカラスの夫人と比較して劣るという感想もあるかもしれない。しかし、私にとってはその邪悪さを表現してあまりあるのはヴァーレットの方だ。もちろんカプッチッリのマクベスも完璧。ギャウロフ・ドミンゴも格調高く歌い上げてすばらしい。バグパイプの音色を模したという序曲冒頭から緊張感が並ではなく、指揮・オーケストラも文句の付けようがない。

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投稿日:2011/02/10 (木)

陰謀と流血の暗いドラマだが、プーシュキンの「ボリス・ゴドノフ」のヒントとなり、黒澤明の「蜘蛛の巣城」の原作にもなった。一気呵成に突き進む王位簒奪者の悲劇は多くの人々を惹きつけてやまないものがあるのだろう。ヴェルディ・バリトンの第一人者だったカプッチッリとヴァーレットの名唱、若きアバドの指揮もすばらしい。 ただヴァーレットがマクベスからの手紙を朗読するところは、残念ながら発音がかなり非イタリア人であった。イタリア語は母音の発音がわりと単純だが、それでもネイティヴにはそれなりのものがあるということだろう。

鉄血桃太郎 さん | 山梨県 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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