ヴィヴァルディ(1678-1741)

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CD

協奏曲集『四季』、他 シュナイダーハン、バウムガルトナー&ルツェルン音楽祭弦楽合奏団

ヴィヴァルディ(1678-1741)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG5274
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン ザ・ベスト1200
ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』、他
ヴォルフガング・シュナイダーハン


イタリア後期バロック最大の作曲家ヴィヴァルディの代表作として知られる『四季』は、ヴァイオリン・ソロが活躍する協奏曲形式によって春夏秋冬の様々な情景を描写した名曲です。いまやバロック音楽の代名詞となった感のある傑作で、特にわが国では抜群の人気を誇る作品として数多くの人々に親しまれています。ウィーンの名ヴァイオリニストとして多くのファンに愛された、シュナイダーハンの独奏による気品溢れる演奏でお楽しみください。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
1. ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』
2. ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲ニ短調 RV565(合奏協奏曲集『調和の霊感』 Op.3第11番)
3. タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 D.45

 ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
 クロード・スタルク(チェロ:2)
 エドゥアルト・カウフマン(チェンバロ)
 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団
 ルドルフ・バウムガルトナー(指揮、ヴァイオリン:2)

 録音時期:1957年1月(3)、1958年8月(2) 1959年10月(1)
 録音場所:ザルツブルク、ウィーン
 録音方式:ステレオ、モノラル(セッション)
 高精度ルビジウム・クロック・カッティング

内容詳細

ウィーンの名ヴァイオリニスト、シュナイダーハンのアルバム。イタリア後期バロック最大の作曲家、ヴィヴァルディの代表作「四季」ほか、タルティーニのヴァイオリン協奏曲などを収録。気品あふれる優雅な演奏は格別。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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 シュナイダーハンの静謐、理知的でクリア...

投稿日:2014/11/09 (日)

 シュナイダーハンの静謐、理知的でクリアーなヴァイオリンに魅せられて、すぐに入手可能なディスクということでたどり着きました。ルツェルン音楽祭弦楽合奏団は、1956年にシュナイダーハンとバウムガルトナーが創設したとのことですので、それから間もないころのセッション録音の演奏を集めています。ヴィヴァルディの四季は予想通りの抑制の効いたもので、非常に清楚で凛とした美しさを示しています。情緒的なイ・ムジチとは対照的です。また、ヴィオンディなど最近の奇を衒った演奏と異なり、懐かしい感じがします。懐かしいというと、バルヒェット/ティーレガントの1961年の演奏を思い出しますが、バルヒェットが郷愁という意味のそれであれば、シュナイダーハン達の方は何か昔からあると感じさせる正統的というイメージでしょうか。四季以上に気に入ったのは、調和の霊感からの2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲ニ短調です。独奏部が目立ち、協奏曲というよりもまるで室内楽を聞いているようです。耳を傾けていると心が澄んでいくのが分かります。全体を通じて、年代の古さにかかわらず録音は大変よろしい状態です。最後のタルティーニの演奏終了後にホールトーンの余韻が聞こえてきます。これもいい。また、素晴らしいディスクに巡り合うことができました。

Seago さん | 東京都 | 不明

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現在ヴィヴァルディ「四季」の演奏盤はHMV...

投稿日:2012/04/09 (月)

現在ヴィヴァルディ「四季」の演奏盤はHMVカタログ上でも三百種ほど載っており勿論過去消えていったものそしてこれから登場するものを考えると本当に人気曲である事が今更の様に知らされ夫々工夫された演奏を楽しむには事欠きませんね。私もここ二・三日いささか古い演奏ですがこの「四季」のレビューを書かさせていただいております。さて、R.バウムガルトナー/ルツェルン祝祭弦楽Oによるヴィヴァルディ「四季」演奏盤にも三種類ほどありますが本盤(再登場)はそれらの内一番初期の1959年バウムガルトナー42歳の時の収録でヴァイオリン・ソロは彼とこのオーケストラを立ち上げたかつてVSO,VPOのコンサート・マスターを務めた名手W.シュナイダーハン(録音当時45歳)であります。1959年頃と言えば「四季」の色々な演奏が出ていた頃で各演奏個性を競っていた中でちょつと本盤演奏は地味な存在ではありました。地味と言っても中々落ち着いた運びで演奏タイムは春・・9’21、夏・・9’37、秋・・9’38、冬・・7’58となって比較的ガチッとした造形が特徴で当時の各演奏トレンド範囲内ではあり聴き応えは充分ありました。多分に真のウィーン正統派ヴァイオリニスト、シュナイダーハンのある意味での音頭取りに因る処「大」ということかと思われました。なお、バウムガルトナーは1979年日本でこの「四季」を再録(ヴァイオリンはG.ラルセンス、タイム・・・春10’33、夏10’59、秋11’46、冬9’05)しており更に1994年ライブ盤としてヴァイオリンをローラ・フラウチが受け持った演奏物もあった様ですが正直鳴かず飛ばずな感じ・・・というよりマァ1970年代半ば以降古楽器やノンビブラートの変化溢れるスタイルが台頭し出し歯切れ良くきちっとしたテンポ感での彼の様な従来スタイルにファン目線が届かなくなったのでは・・・でやはり彼の「四季」代表的演奏は本盤という世間での評価ですね。成る程残るべき素晴らしいランクかと思います。他の収録曲である「2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲」(1958年録音、バウムガルトナーが自ら一方のヴァイオリン、チェロはクロード・スタルク、演奏タイム@4’33A3’32B2’34)及びタルティーニの「ヴァイオリン協奏曲」(1957年録音、タイム@5’32A4’16B3’00)の方は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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