CD 輸入盤

バッハ、ベートーヴェン、ブラームス レオニード・コーガン(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDVE00026
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

レオニード・コーガン(3CD)
バッハ、ベートーヴェン、ブラームス


旧ソ連の誇る名ヴァイオリニスト、レオニード・コーガン[1924-1982]の名演集。
 コーガンは、オイストラフ[1908-1974]と並び称されるほどの大変な力量の持ち主。その技巧の切れ味はオイストラフをも凌ぐほどで、鋭角的な表現のテンションの高さは比類がありません。また、一方でその美しい音色をうまく生かした繊細で叙情的な表現にも優れており、表現の幅の広さはまさに別格ですが、さらにコーガンの場合、クールなアプローチを厳格に守り抜くスタンスにはある種の凄味すら漂います。
 コーガンのレパートリーは、バロックから現代に及ぶ広範囲なものでしたが、その研ぎ澄まされた音色と、独特の緊張感を孕んだスタイルはどの作品でも一貫しており、作品のフォルムを浮き立たせる表現力には実に見事なものがありました。今回のセットに含まれるベートーヴェンとバッハ、ブラームスも、コーガンのそうしたスタイルが反映されたもので、内容は大いに注目されるところです。
 特にギレリスとのベートーヴェンは、コーガンの数ある演奏の中でも最も素晴らしいもののひとつとして知られる名演で、その気迫の凄さに圧倒されます。
 一方、ブラームスでは作品に求められる濃やかな表情を繊細に表しており、コーガンの抒情表現の美しさを実感させてくれます。
 バッハは収録時期が古いため、音の条件があまり良くありませんが、それでも若き日のコーガンによる力強いシャコンヌとパルティータ第1番の演奏は十分に伝わってきます。(HMV)

【収録情報】
CD1
・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV.1002
・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004 か「シャコンヌ」

 録音時期:1954年2月14日
 録音方式:モノラル(ライヴ)

・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
 エミール・ギレリス(ピアノ)

 録音時期:1964年3月29日
 録音方式:モノラル(ライヴ)

CD2
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』
 エミール・ギレリス(ピアノ)

 録音時期:1964年3月29日
 録音方式:モノラル(ライヴ)

CD3
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78『雨の歌』
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番二短調 Op.108
 アンドレイ・ムイトニク(ピアノ)

 録音時期:1959年(1)、1956年(2)、1955年(3)
 録音方式:モノラル

 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)

ユーザーレビュー

総合評価

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全盛期のコーガンの素晴らしさが堪能できま...

投稿日:2011/03/07 (月)

全盛期のコーガンの素晴らしさが堪能できます。 絶妙なヴィブラート。緩急自在の左手と見事なボウイングはこの時期のコーガンならではです。 後年のコーガンしか聞いた事がない方達に是非とも聴いてみて欲しいと思います。

こーせい さん | 北海道 | 不明

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 どうしてコーガンはバッハの無伴奏を全曲...

投稿日:2010/12/20 (月)

 どうしてコーガンはバッハの無伴奏を全曲録音しなかったのか。ニースでモーツアルトの協奏曲のアンコールに弾いたバッハのサラバンドは鳥肌がたつようだった。いつか録音してくれると楽しみにしていたのに、最高に熟した頂点で亡くなってしまった。私にはこのCDは彼へのオマージュにきこえる。1枚目に素晴らしいシャコンヌが聴ける。こんなに強いバッハを聴くのは久しぶりだ。しかも音が美しい。ギレリスと合わせたベートーヴェンもいいし、ブラームスも心を洗われる。

おっさん さん | 神奈川県 | 不明

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