CD 輸入盤

1955年バイロイト音楽祭のマルタ・メードル〜『パルジファル』第2幕(クナッパーツブッシュ指揮)、『ジークフリート』第3幕(カイルベルト指揮)(2CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH21055
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


全国のクナ・ファン必見! まさかのお宝音源の出現!

ドイツを代表するソプラノで、ヴァルナイ、ニルソンと並び戦後の3大ワーグナー・プリマドンナと称されたマルタ・メードル[1912-2001]が出演した1955年のバイロイト・フェスティヴァルのライヴ2種。
 これがとんでもないお宝音源なのに驚かされます。ディスク2にはクナッパーツブッシュ指揮の『パルジファル』から第2幕全曲が収められていますが、この1955年の公演のみディスクの存在しない幻の音源としてファンの間で伝説となっていたものです。
 クナッパーツブッシュは1951、52、54〜64年まで毎年バイロイト音楽祭で『パルジファル』を指揮しました。このうち55年の回だけは何故か世に出ず、世界中のワーグナー・ファン、クナッパーツブッシュ・ファンの謎と垂涎の的となっていました。バイエルン放送所蔵の音源を「Profil」社が交渉、今回日の目を見ることとなりました。「BIS」のフルトヴェングラーの第9に続き、バイロイト音楽祭のお宝がついに明るみになります。残念ながら第2幕のみですが、メードルの美声はもちろん、ヴィナイのパルジファル、ナイトリンガーのクリングソルと最盛期のクナッパーツブッシュの神業に唸らされます。すべてのクナッパーツブッシュ・ファン必携のアルバムです。
 ディスク1はカイルベルト指揮の『ジークフリート』第3幕。両方入ってこの価格は大歓迎と申せましょう。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● ワーグナー:『ジークフリート』第3幕


 ブリュンヒルデ:マルタ・メードル(ソプラノ)
 ジークフリート:ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)
 さすらい人:ハンス・ホッター(バス・バリトン)
 エルダ:マリア・フォン・イロシュヴァイ(アルト)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ヨゼフ・カイルベルト(指揮)

 録音:1955年8月12日、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)

Disc2
● ワーグナー:『パルジファル』第2幕


 クンドリ:マルタ・メードル(ソプラノ)
 パルジファル:ラモン・ヴィナイ(テノール)
 クリングソル:グスタフ・ナイトリンガー(バリトン)
 花の乙女:イルゼ・ヘルヴィヒ、フリードル・ペルティンガー、パウラ・レンヒナー、ドロテア・ジーベルト、ユッタ・ヴィルピウス(ソプラノ)
 エリーザベト・シュルテル(メゾ・ソプラノ)

 バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音:1955年8月16日、バイロイト祝祭劇場(ライヴ)


ユーザーレビュー

総合評価

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ジークフリートはまだ聴いておりませんので...

投稿日:2022/03/15 (火)

ジークフリートはまだ聴いておりませんので、パルジファル第2幕について申し上げます。まず音質ですが、管弦楽が鮮明な分、声が強音でかなり歪みます。微妙な声の表情も判りますが、かなり苦しい。真面目に聴く場合はスコアを見ながらヘッドフォンを用いますが、それには不向きです。スピーカーで離れて聴きましょう。歌手の皆さんは、素晴らしいと思います。ヴィナイさんは翌年の録音よりも声に伸びと余裕があります。メードルさんも良いですね。凄みと美しさが両方感じられます。クナッパーツブッシュ師ですが、55年の録音が一部とは言え出て参りましたので、すべての出演年度のパルジファルが聴ける訳です。主役はヴィントガッセンさんが51,52,54,63と4回、ヴィナイさんが55,56,57と3回、バイラーさんが58,59,60と3回、トーマスさんが61,62と2回ヴィッカースさんが1回でしたよね。テンポが交響曲などと違い早くなっていく傾向があり、主役に合わせているのかとも思っておりましたが、それも違うようです。リングは後年の録音ほどゆっくりと幅広いテンポになってゆくのに対し(記録上は初年度が最も長時間のようですけど)、パルジファルが何故早いテンポになっているのかはいまだに判りません。しかし、没入して聴いておりますと、時間が実際の演奏時間とは遊離して自在に伸縮するように、全ての演奏で感じられると実感しており、他の演奏家では得られない体験だと思います。 何はともあれ欠落していた年度の一部だけでも耳にすることが出来ただけで幸せです。残りの1幕、3幕も公開されることを心より祈ります。 ありがとうございました。

入間のでぶねこ さん | 埼玉県 | 不明

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録音の存在が噂されながら聴くことができず...

投稿日:2022/03/14 (月)

録音の存在が噂されながら聴くことができずにいた2つのパルシファルがあります。フルトヴェングラーのミラノスカラ座公演とクナッパーツブッシュの1955年のバイロイト公演です。パルシファルの愛好者にとって聴かずには死にきれないものです。そのクナの方が第2幕だけとはいえ、ついに陽の目をみました!もはや破棄されているのではないかとさえ言われていましたが、やはり存在していたのでした。1954年の録音が素晴らしかっただけに期待も膨らみました。ようやく聴いてみたところ、やはり素晴らしい!!! 言葉もない...としかお伝えしようがありません。第1幕、第3幕の発売も切に願うばかりです。 なお、表紙込みで20ページのライナーノートが付いています。最初の2ページはCDのトラック情報です。残りはドイツ語と英語で様々な当時の状況が記載されています。しかし1955年の録音がこれまでリリースされていない理由や第1幕と第3幕の存在の有無についての記載はありません。存在すると信じています。(カイルベルトのジークフリートは聴いておりません、申し訳ありません)

jin さん | 長野県 | 不明

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