CD

管弦楽曲集 ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC1172
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ワーグナー:管弦楽曲集
マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団


バイエルン放送交響楽団とロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団という、ヨーロッパを代表するふたつのオーケストラのシェフをつとめるマリス・ヤンソンス。今や世界でもっとも多忙な指揮者として活躍するヤンソンスとバイエルン放送交響楽団のライヴ・シリーズ最新作は、重厚かつ華麗なワーグナーのオペラからの管弦楽曲集。近代オーケストラの機能を最大限に発揮できるこのレパートリーは、まさにヤンソンス/バイエルンの独壇場ともいえるものでしょう。このレパートリーは、2009年11月の来日公演でも演奏されることが予定されており、その意味でも今聴いておくべき1枚であることは間違いないでしょう。なお『タンホイザー』から収録されている2曲は「序曲」と「バッカナール」で、パリ版の「序曲とバッカナール」ではありません。(ソニー)

【収録情報】
ワーグナー:
・『タンホイザー』〜序曲
・『タンホイザー』〜バッカナール
・『ローエングリン』〜第1幕前奏曲
・『ローエングリン』〜第3幕前奏曲
・『ワルキューレ』〜第3幕前奏曲「ワルキューレの騎行」
・『神々の黄昏』〜「ジークフリートのラインへの旅」
・『神々の黄昏』〜「ジークフリートの葬送行進曲」
 バイエルン放送交響楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2008年3月
 録音場所:ルツェルン
 録音方式:デジタル

内容詳細

ヤンソンスとバイエルン放響とによるライヴ・シリーズの第6弾。ワーグナーとは縁の深いバイエルンのオーケストラならではの心意気が感じられる。オーケストラの機能をフルに発揮させたヤンソンスの手腕が光る。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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ヤンソンスは重厚かつ華麗な上にBRの特質で...

投稿日:2009/10/11 (日)

ヤンソンスは重厚かつ華麗な上にBRの特質である柔らかな音を生かして、実に滑らかでもある素晴らしい演奏をしている。もともとワーグナーはこのミュンヘンの暖かな、柔らかな音が合っていて、いくら上手くてもBPOではミスマッチだと思っている。と、ここまでは満点だが、ワーグナーにはプラスアルファが欲しくなってしまうのである。このような序曲や劇中曲のショーピース的な演奏には、独立の管弦楽曲として完成度を高めたものと舞台の場面を彷彿させるものがあって、楽劇そのものに親しんでいる人間にとって前者は物足りない。楽劇そのものの呼吸とかドラマを構成する感情、葛藤などを反映してないからだ。ヤンソンスの場合、完成度は高いが、前者に属する演奏だと思う。神棚を崇めるのは好きではないが、後者の代表であるクナッパーツブッシュがVPOやミュンヘンPOを振った演奏に満ち溢れるオーラがここでは希薄なのが惜しい。とは言え、もうこれからそんな演奏が出てくる可能性も高くはないだろうから、満点としよう。録音はライブとしては良い方だが、強奏時の音抜けは若干悪い。

Kei さん | 神奈川県 | 不明

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実は、ルツェルンでこの演奏会が行われたす...

投稿日:2009/09/09 (水)

実は、ルツェルンでこの演奏会が行われたすぐあと、2008年8月にNHK-FMで速報として、既に放送されていた音源です。とても素晴らしい演奏だったのに、エアチェックに失敗したので、この盤が発売されると知ったとき、真っ先に予約しました。音質はFMで放送されたものよりややドライですが、演奏は文句なしです。バイエルン放送交響楽団が元から持っていた弦楽合奏の美しさ、管のソロのつややかさに加え、ヤンソンスが首席指揮者になってから、強奏時の迫力と表現力が新たに加わったように思います。「タンホイザー」を最初にドレスデン版の序曲として演奏し、その後「バッカナール」を演奏するというのも新しい試みで、とても成功していると思います。「ローエングリン」1幕前奏曲の冒頭の弱奏の美しさとクライマックスにかけての盛り上がり、「ワルキューレの騎行」での表現力のすごさ、「神々の黄昏」からの2曲については、もう言うことのない出来です。新本拠地のホール建設の計画も進んでいるヤンソンス/バイエルン放送響のコンビは間違いなく、新たな次元に確実に進んでいると思います。2009年秋の来日でも組まれるこのワーグナー・プロ。楽しみですね!

Linden さん | 神奈川県 | 不明

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文句なしにオーケストラが上手。ドイツ的な...

投稿日:2009/08/06 (木)

文句なしにオーケストラが上手。ドイツ的な伝統を守る響きとは、こういう音ではなかろうか。ワーグナーの曲は爆発的にうるさくなる場合が多いが、当盤では冷静且つ重厚感があり、音楽と真摯に向き合っている。拍手が入っているが、その落ち着いた様子から客層のレベルの高さが窺える。

徳力 さん | 東京都 | 不明

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