CD 輸入盤

『パルジファル』全曲 クナッパーツブッシュ&バイロイト、トーマス、ホッター、他(1961 モノラル)(4CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4CD00289
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ワーグナー:『パルジファル』(4CD)
クナッパーツブッシュ&バイロイト 1961


名実共に『パルジファル』のエキスパートとして名を馳せていたクナッパーツブッシュは、1951年と1952年、そして1954年から亡くなる前年の1964年まで、バイロイト音楽祭に出演して『パルジファル』を指揮し続けていました。
 1953年に指揮していないのは、ヴィーラント・ヴァーグナーによる新バイロイト様式の簡素な演出を嫌ったクナッパーツブッシュが抗議してキャンセルしたためで、代わりに呼んだクレメンス・クラウスが気に入ったヴィーラントは、翌年以降も彼をバイロイト音楽祭で重用するつもりでした。
 しかし、1954年5月にクラウスがメキシコで客死してしまったため、ヴィーラントは急遽クナッパーツブッシュと和解し、音楽祭への復帰を懇願、同年から1964年まで毎年『パルジファル』を指揮したほか、『ニーベルングの指環』『さまよえるオランダ人』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』も指揮しています。
 なお、1965年の『パルジファル』の指揮がクリュイタンスなのは、クナッパーツブッシュが前年の秋に大腿骨骨折という大怪我をして療養していたためで、体力を失った彼は同年10月25日に亡くなっています。
 結局、13の年度にわたってバイロイトで『パルジファル』を指揮したクナッパーツブッシュですが、これまですでに、19511952195419561957195819591960・1961・196219631964年の録音が発売されていたので聴けないのは1955年のみですが、1961年盤は長く廃盤で入手困難だったため、今回の廉価での復活はマニアには歓迎されるところです。
 1961年の『パルジファル』は、ジェス・トーマスがパルジファル役、ハンス・ホッターがグルネマンツ役、アイリーン・ダリスがクンドリー役、ジョージ・ロンドンがアンフォルタス役、グスタフ・ナイトリンガーがクリングゾール役を歌っており、これらのキャスティングは翌1962年と同じですが、ティトゥレル役には、かつてクナとクラウスの指揮でグルネマンツ役を歌っていたルートヴィヒ・ヴェーバーが起用されており、62年盤のタルヴェラとはずいぶん雰囲気の異なるものとなっています。また、演奏時間はトータルで5分ほど、この1961年盤の方が長いものになっていました。(HMV)

【収録情報】
・ワーグナー:『パルジファル』全曲

 ジェス・トーマス(パルジファル)
 アイリーン・ダリス(クンドリー)
 ジョージ・ロンドン(アルフォンタス)
 ルートヴィヒ・ヴェーバー(ティトゥレル)
 ハンス・ホッター(グルネマンツ)
 グスタフ・ナイトリンガー(クリングゾール)
 クラウディア・ヘルマン(小姓)
 ルート・ヘッセ(小姓)
 ゲルハルト・シュトルツェ(小姓)
 ゲオルク・パスクーダ(小姓)
 グンドゥラ・ヤノヴィッツ(花の乙女たち)
 アニヤ・シリア(花の乙女たち)
 クラウディア・ヘルマン(花の乙女たち)
 ドロテア・ジーベルト(花の乙女たち)
 リタ・バルトス(花の乙女たち)
 ルート・ヘッセ(花の乙女たち)
 バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音時期:1961年
 録音場所:バイロイト祝祭劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)

ユーザーレビュー

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