CD 輸入盤

『パルジファル』全曲 クナッパーツブッシュ&バイロイト、バイラー、メードル、他(1959 モノラル)(4CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WLCD0295
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

クナッパーツブッシュの『パルジファル』
1959年ライヴ音質良好!

名実共に『パルジファル』のエキスパートとして名を馳せていたクナッパーツブッシュは、1951年と1952年、そして1954年から亡くなる前年の1964年まで、バイロイト音楽祭に出演して『パルジファル』を指揮し続けていました。
 1953年に指揮していないのは、ヴィーラント・ヴァーグナーによる新バイロイト様式の簡素な演出を嫌ったクナッパーツブッシュが抗議してキャンセルしたためで、代わりに呼んだクレメンス・クラウスが気に入ったヴィーラントは、翌年以降も彼をバイロイト音楽祭で重用するつもりでした。
 しかし、1954年5月にクラウスがメキシコで客死してしまったため、ヴィーラントは急遽クナッパーツブッシュと和解し、音楽祭への復帰を懇願、同年から1964年まで毎年『パルジファル』を指揮したほか、『ニーベルングの指環』『さまよえるオランダ人』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』も指揮しています。
 なお、1965年の『パルジファル』の指揮がクリュイタンスなのは、クナッパーツブッシュが前年の秋に大腿骨骨折という大怪我をして療養していたためで、体力を失った彼は同年10月25日に亡くなっています。
 結局、13の年度にわたってバイロイトで『パルジファル』を指揮したクナッパーツブッシュですが、これまですでに、195119521954195619571958195919601961196219631964年の録音が発売されています。
 1959年の『パルジファル』では、アンフォルタス、ティトゥレル、グルネマンツ、パルジファル、クリングゾールは前年と同じ、クンドリーには1951年から1957年まで連続出演のマルタ・メードルが復活しています。

【収録情報】
・ワーグナー:『パルジファル』全曲
 ハンス・バイラー(パルジファル)
 マルタ・メードル(クンドリー)
 ジェローム・ハインズ(グルネマンツ)
 エーベルハルト・ヴェヒター(アンフォルタス)
 ヨゼフ・グラインドル(ティトゥレル)
 トニ・ブランケンハイム(クリングゾル)、他
 バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音時期:1959年
 録音場所:バイロイト祝祭劇場
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 24-BIT REMASTERING

ユーザーレビュー

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これは良かった!クナの残したバイロイトの...

投稿日:2006/04/13 (木)

これは良かった!クナの残したバイロイトの「パルシファル」収集なんて…と思っていたが、こういう演奏に出会えるからこそ好奇心と「聴きたい」という情熱を失ってはいけないと感じた。細かい歌手の出来・不出来、アンサンブルの乱れやオケのミスを数え上げて採点するような聞き方は不向き。しかしこうした演奏を実際に耳にする事の出来た当時の聴衆は何と幸せな事。当方、決してクナの信奉者ではありませんが、ここにある感動は本物です。1961年盤もいい。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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