CD 輸入盤

『ニーベルングの指環』全曲 ケンペ&コヴェントガーデン(13CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SBT131426
組み枚数
:
13
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ケンペ/『ニーベルングの指環』
コヴェントガーデン・ライヴ1957
TESTAMENTレーベルより待望のリリース!

1950年代、様々な歌劇場で毎年のように上演されていた『指環』の全曲演奏。このケンペ&コヴェントガーデンの1957年ライヴは、一連のクナ&バイロイトとともに最高の名演として高く評価されているものです。まず歌手たちの顔ぶれをご覧下さい!
 主役にはホッター、ニルソン、ヴィントガッセン、ヴィナイ・・・・など当時最高のワーグナー歌手を配し、ベーメ、ウーデ、クラウス、ミリンコヴィチなどの実力派がしっかりと脇を固めます。当時30歳のサザーランドのヴォークリンデも非常に魅力的です。
 そして、何と言っても素晴らしいのがケンペの指揮でしょう。1953年にコヴェント・ガーデンに登場、その後20年に渡り数々のオペラ上演を行いロンドンの聴衆、歌手、楽団員から絶大なる信頼を受けたケンペ、(とは言え、音楽監督の座は辞退)前年(1956年)は病気のために一時休養を取ったものの、この年、1957年はシーズン開始から精力的に活動し、『蝶々夫人』『エレクトラ』そして『指環』を立て続けに振ったのでした。もちろんこの『指環』は聴衆からも批評家からも大絶賛、溢れるような音の洪水と高らかな歌声に全ての人が歓喜したという伝説の公演記録です。後にケンペは1960年にバイロイトに登場、そこでの一連の『指環』でも素晴らしい演奏をおこなっていたのは言うまでもありません(廃盤)。
 なお、この復刻は、ヘアウッド卿(エリザベス女王のいとこで、イギリスを代表するオペラ専門家)の所蔵する高音質、高品質の原盤を使用したものです。(ユニバーサルIMS)

・ワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』全曲
・楽劇『ラインの黄金』(1957年9月25日)
 ヴォークリンデ・・・・ジョーン・サザーランド
 ヴェルグンデ・・・・ウネ・ハーレ
 フローシルデ・・・マージョリー・トーマス
 アルベリヒ・・・・オタカール・クラウス
 フリッカ・・・・ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ
 ヴォータン・・・ハンス・ホッター
 フライア・・・・エリザベート・リンダーマイアー
 ファーゾルト・・・・・クルト・ベーメ
 ファーフナー・・・・・フレデリック・ダルベルク
 フロー・・・・エドガー・エヴァンス
 ドンナー・・・・ローベルト・アルマン
 ローゲ・・・・エーリッヒ・ヴィッテ
 ミーメ・・・・ペーター・クライン
 エルダ・・・・・マリア・フォン・イロスヴァイ

・楽劇『ヴァルキューレ』(1957年9月27日)
 ジークムント・・・ラモン・ヴィナイ
 ジークリンデ・・・・ジルヴィア・フィッシャー
 フンディング・・・・フレデリック・ダルベルク
 ヴォータン・・・ハンス・ホッター
 ブリュンヒルデ・・・・ビルギット・ニルソン
 フリッカ・・・・・ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ

・楽劇『ジークフリート』(1957年10月1日)
 ミーメ・・・・ペーター・クライン
 ジークフリート・・・ヴォルフガング・ヴィントガッセン
 さすらい人・・・・ハンス・ホッター
 アルベリヒ・・・オタカール・クラウス
 ファーフナー・・・・フレデリック・ダルベルク
 森の小鳥・・・ジャネット・サンクレール
 ブリュンヒルデ・・・・ビルギット・ニルソン

・楽劇『神々の黄昏』(1957年10月4日)
 第1のノルン・・・マリア・フォン・イロスヴァイ
 第2のノルン・・・コンスタンチェ・シャックロック
 第3のノルン・・・エイミー・シュアルド
 ブリュンヒルデ・・・ビルギット・ニルソン
 ジークフリート・・・ヴォルフガング・ヴィントガッセン
 グンター・・・ヘルマン・ウーデ
 ハーゲン・・・クルト・ベーメ
 グートルーネ・・・エリザベート・リンダーマイアー
 ヴァルトラウテ・・・マリア・フォン・イロスヴァイ
 アルベリヒ・・・オタカール・クラウス
 ヴォークリンデ・・・ジョーン・サザーランド
 ヴェルグンデ・・・ウネ・ハーレ
 フローシルデ・・・マージョリー・トーマス

 コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 指揮:ルドルフ・ケンペ

 録音時期:1957年9,10月(モノラル)
 録音場所:コヴェントガーデン王立歌劇場(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 楽劇『ニーベルングの指環』全曲 ケンペ&コヴェントガーデン

ディスク   2

  • 01. <!-- -->

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総合評価

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やっぱり録音状態が悪い。コレクターの盤だ...

投稿日:2016/08/02 (火)

やっぱり録音状態が悪い。コレクターの盤だ。これだったら、クナの56年盤のほうがずっと良い。口直し、というかクナで聴き直している。ベートーヴェンもそうだが、基本的にケンペは自分には合わないようだ。

ぴあの好き さん | 京都府 | 不明

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全体を聴いてみた第一印象は、やはり「音が...

投稿日:2010/03/24 (水)

全体を聴いてみた第一印象は、やはり「音が残念」でした。いや、ラインの黄金やワルキューレはわりと奇麗に残ってるし、たまに鮮明さが無くなるものの基本的には良いんですよ。でも神々の黄昏の第一幕後半のノイズや二幕ラストのモコモコ具合(これは致命的!)は…痛いです…。演奏が劇的で迫真に満ちているだけに(さすが演劇の国♪)残念。 それでも充分買う価値はありました。瑞々し過ぎる二ルソンも注目ですけど、やはりケンぺの指揮が素晴らしすぎます。全曲がこんなに短く思えたのは初めてです。ただ表面的にテンポを動かしたり押しつけがましく自分のテンポで引っ張っていくのではなく、聴く側が思わず納得してしまうような…不思議な躍動感を感じました。

オペラが婚約者な男 さん | 東京都 | 不明

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Hotter,Windgassenがこんなに柔らかくmusic...

投稿日:2008/05/23 (金)

Hotter,Windgassenがこんなに柔らかくmusicalに歌っているのは偏にKempeの素晴らしく詩的でのびやかな解釈のため ”Vergass’ ich alles, was du mir gabst”の素晴らしいこと Nilssonは声は素晴らしいが未だ役造りに後年の考察は見られず。兎に角一連のBayreuth録音に聴く暗いRingの響きとは明らかに違う。戦後の欧州の政治・経済的変遷に於いてこれがドイツ的かどうかという議論は余り意味のないこと。Testamentには更に1937年 Covent Garden Ring全曲(Furtwangler指揮)、1959年同じくCovent Garden Ring 全曲(Konwitschny指揮)等のreleaseを期待

Perfect Wagnerite さん | 東京 | 不明

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