歌劇『試金石』全曲　ピッツィ演出、ゼッダ＆マドリッド王立劇場管、ブリオリ（２ＤＶＤ）

マドリッド王立劇場２００７
ロッシーニ：歌劇『試金石』

舞台に設えたプールが印象的！
底抜けに明るいロッシーニ版『コジ・ファン・トゥッテ』

『試金石』は、ロッシーニがスカラ座のために初めて書いたオペラ。愛の確実性を巡って、男女がお互いを試すという内容は、さながら屈託のないロッシーニ版『コジ・ファン・トゥッテ』。当盤は、ペーザロ、モンテカルロ、そしてマドリッドで上演され、大きな話題となったプロダクション。明るくモダンなセンスが光るピッツィの演出は、隅々まで練り上げられていながら、それが少しも作為を感じさせない、心地よい舞台を実現させています。小気味よいアンサンブルを聴かせる歌手陣、ロッシーニ・ルネサンスを代表する一人ゼッダの指揮も見事です。

・ロッシーニ：歌劇『試金石』全曲
　アスパージア：ラウラ・ブリオリ
　クラリーチェ：マリー=アンジュ・トドロヴィッチ
　ジョコンド：ラウル・ヒメネス
　アスドルバーレ伯爵：マルコ・ヴィンコ
　パクーヴィオ：パオロ・ボルドーニャ
　マクロービオ：ピエトロ・スパニョーリ
　ドンナ・フルヴィア：パトリツィア・ビッチーレ
　ファブリツィオ：トメウ・ビビローニ
　マドリッド王立劇場管弦楽団＆合唱団（マドリッド交響楽団＆合唱団）
　アルベルト・ゼッダ（指揮）
　演出・美術・衣裳：ピエール・ルイージ・ピッツィ
　照明：　セルジョ・ロッシ　
　2007年4月11,13日、マドリッド王立劇場（スペイン）におけるライヴ収録
　Bonus material:
　Interviews with Alberto Zedda and Pier Luigi Pizzi
　Illustrated synopsis & cast gallery
　収録時間：187分（本編171分、特典映像：16分）
　画面：カラー、16:9
　音声：リニアＰＣＭ48kHz/16bitステレオ、DTS 5.0chサラウンド
　字幕：英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語
　NTSC
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