CD 輸入盤

オペラ・アリア集 レージネヴァ、ミンコフスキ&シンフォニア・ヴァルソヴィア

ロッシーニ(1792-1868)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
V5221
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

若き天才メッゾ、ユリア・レージネヴァ
ミンコフスキのバックを得て超絶のロッシーニ・アリア集!


今若手のオペラ歌手でもとりわけ注目されている一人がユリア・レージネヴァ。1989年、ロシアはサハリンのユジノサハリンスク生まれ、つまりはまだ20代はじめ。2007年、エレナ・オブラスツォワ国際声楽コンクールにおいて優勝して一躍注目を浴び、翌2008年8月には、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの開幕演奏会のオール・ロッシーニ・コンサートで、アルベルト・ゼッダ指揮のもと、ファン・ディエゴ・フローレスと共演。またバロック音楽でも活躍しており、naiveからは既にヴィヴァルディの『離宮のオットーネ』(OP30493)バッハのミサ曲ロ短調(V5145)に参加しています。
 そのレージネヴァ、録音時まだ20歳そこそことは思えないほどの実力。高難易度のロッシーニの音楽、ことに込み入った装飾歌唱を、いとも簡単にサラサラと歌い切ってしまう力量には、空恐ろしさを感じてしまうほど。まさにロッシーニにピタリの歌手です。マルク・ミンコフスキは、バッハのミサ曲でレージネヴァの実力を高く評価し、今回のアリア集を全面バックアップすることになりました。今回は、ミンコフスキのルーツであるポーランドのオーケストラ、シンフォニア・ヴァルソヴィアを指揮しているのも注目です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ロッシーニ:
・『湖上の美女』〜たくさんの気持ちが
・『ウィリアム・テル』〜暗い森
・『セミラーミデ』〜美しい光が
・『オテロ』〜柳の根本に腰を下ろし
・『チェネレントラ』序曲、悲しみと涙のうちに生まれ
・『コリントの包囲』〜宿命の時が近づいた

 ユリア・レージネヴァ(メゾ・ソプラノ)
 シンフォニア・ヴァルソヴィア
 マルク・ミンコフスキ(指揮)

 録音時期:2010年1月
 録音場所:ワルシャワ
 録音方式:デジタル

収録曲   

  • 01. La donna del lago (The Lady of the Lake), Act II: Tanti affetti in un momento
  • 02. Guillaume Tell (William Tell), Act II: Ils s'eliognent enfin
  • 03. Semiramide, Act I: Bel raggio lusinghier
  • 04. Otello, ossia Il moro di Venezia, Act III: Canzone: Assisa a' pie d'un salice
  • 05. Sinfonia
  • 06. Act II: Della Fortuna instabile
  • 07. Le siege de Corinthe, Act III: L'ora fatal?Giusto ciel! in tal periglio

ユーザーレビュー

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ここ20年ほどロッシーニの最前線を牽引して...

投稿日:2011/06/15 (水)

ここ20年ほどロッシーニの最前線を牽引してきた、バルトリやカサロヴァといった先輩が、声の転換点に差し掛かっているのか“ドス”が目立つ様になり、彼女たちのデビュー当時のようなストレートな歌唱が恋しくなってきた昨今、現れ出でた驚異の若き才能。どの声域も無理なくまろやかに響き、技巧的な難所でも全く力みが感じられないアジリティ。ミンコフスキの即物的な指揮にもよるのかもしれないが、全体に表現がイタリアの強烈な色彩というより、淡彩に傾きがちで、ここぞ、という箇所で控えめで、鮮烈な印象が薄いのは、若さゆえかもしれない。レパートリー的に超高域が必要となる楽曲もないし、メッツォなのか、低域にも強いソプラノ・リリコなのか判断しかねるが、真珠の連なりを連想させる鮮やかなコロラトゥーラや趣味の良い音楽性に誰も抗うことは出来ないであろう。桁外れの可能性を湛えたソロ・デビュー盤にまずは乾杯!

AandG さん | 愛知県 | 不明

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ここでは若きメッゾと紹介されていますが、...

投稿日:2011/06/12 (日)

ここでは若きメッゾと紹介されていますが、アルバムの表記はソプラノです。確かに暗き森や、麗しき光がなどソプラノのアリアを悠々と歌いこなしています。しかしながら、声の色合いはまさにメゾからアルトの暗い音色です。上から下までほとんど均一の美声で、高音を張り上げたりするようなことも、低音を押し出すこともないのです。アジリタの技術もまさに真珠の粒のごとく美しく、欠点がないのです。強いて言えば、出来すぎてしまうので、他の歌手なら力まかせに歌う時に得られる、感情の表出に欠けています。そういうわけで、勇ましさや、かわいらしさが伝わってこない気がします。チェネレントラの最後のアリアの超絶技巧を、実際の舞台ではどんな顔をして歌うのか見てみたいものです。CDの録音では、まるで、すまして仏頂面にしか聞こえてこないのです。オテロやウイリアムテルのアリアはしっとりとコントロールの完璧さが際立つ名演でした。大好きなロッシーニ歌いのメゾがまた一人現れて幸せです。

angel さん | 東京都 | 不明

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