レベッカ・ソルニット

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暗闇のなかの希望 増補改訂版 語られない歴史、手つかずの可能性 ちくま文庫

レベッカ・ソルニット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480438270
ISBN 10 : 4480438270
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;15

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読書メーターレビュー

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  • フム さん

    本書は2004年に原書が初版、2005年に邦訳された『暗闇の中の希望—非暴力から始まる新しい時代』に加筆、構成を変えて文庫化したもの。巻末に小川公代さんが解説を書いているのも良かった。911からイラク戦争へと進む、暗闇に思える状況において、絶望するのでもなく、楽観視するでもない、人々のアクティヴィズム(直接行動)の思想を説く。その行動の結果はすぐに形になるわけではない。進化のようにゆっくりとした変化が周縁から中心に進んでいき、ある日突然大きな変化を起こすこともある。彼女の言葉に勇気づけられた。

  • 夏 さん

    アメリカ人のアクティヴィストが綴る、まさに「暗闇のなかの希望」についての書。「希望は光を浴びた舞台の真ん中ではなく、周縁の暗がりにある」という言葉通り、暗闇のなかで、希望を持って行動を起こした人々についてが書かれている。アメリカやその周辺についての話が多いが、それはそれで勉強になった。印象に残ったのは、コロンブスのアメリカ大陸の「発見」は、先住民族たちにとっては「発見」ではなく「侵略」だという言葉だ。歴史上の一つの側面だけを見て、もう一つの側からは何も語らないということが、他にも色々あるのだろうと感じた。

  • yuki さん

    レベッカソルニットをはじめて読みました。何度もウルフの「未来は暗闇に包まれている。概して未来は暗闇であることが一番いいのではないか」のフレーズが出てきます。ウルフは「未知こそが希望を与える」といい、ソルニニットは「その暗闇は子宮の闇と同じ」と語ります。暗闇の中に希望を見いだし「利他的で理想主義的な力のたくましさ」を語るソルニットのしなやかさに共感しました。ソルニットを追ってみたいです。

  • ぱぱみんと さん

    世界をちゃんと見ている人がいた。共感、また共感。

  • tu-ta さん

    文庫版は読み終えてないが記録。葉々社で購入。文庫版のこと知らず。第三版への序文もとてもいい。「私たちの多くは、自分たちが生きている社会について尋ねられたら、それは資本主義の社会だと答えるだろう。しかし私たちが日常生活の大きな部分を生きているやり方は本質的に非資本主義的であり、反資本主義とさえいえる。家族の生活、友人関係、自分の務め、あるいは社会や精神や政治に関わる集団とどう関わり、どうコミットするかということにおいては金銭を介することなく愛や信条から行動することがいくらでもある」元の本のメモは(続く

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