レスピーギ(1879-1936)

レスピーギ(1879-1936) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

354件
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  • 「光彩陸離」という言葉が相応しい、カラッと抜けの良...

    投稿日:2012/04/14

    「光彩陸離」という言葉が相応しい、カラッと抜けの良い、小澤の若さとボストン響の名妓が合い待った素晴らしい演奏に感じました。 このころの首席トランペットはギターラでしょうか?うまいですね。 ところで、毎回、誤解、偏見、決め付け、シカゴ、ベルリン、ウィーンでなければ、オーケストラに非ず、トランペットはハーゼスしか知らないという方がいらっしゃるようので指摘しておきます。 以下は、このページのある方のレビュー抜粋 「モントゥーやミュンシュとの数々の名演では名高い存在であると言えども、ボストン交響楽団は必ずしも一流の存在としては見做されないオーケストラであると言えるが、これだけの見事な名演奏を繰り広げたのは大いに賞賛に値するし・・・云々」 ボストン響が一流の存在と見做されないとは、生まれて初めて聞きました。 この方によると、「2流のボストン響なのに、名演認定、賞賛に値する」 ってことらしいですね。 技術的にミスのあるCDを出してしまったり、自分の好みでない演奏だった、ということはあるかもしれませんが、それだけでは普通一流でない、とはいえますまい。 現在の状態をボストンで聞いていないので、実際に聞かれてそう思ったのなら謝りますが、一応、ここはCDのレビューの場なので。 まあしかし、そこかしこで一流とか、二流とか、亜流とか、よく言ってられるので一度どこかのレビューで定義してください。「私が認定したら」ってのは無しで。

    大審問官 さん

    19
  • 聴き始めて数秒で、スピーカーから流れ出る音楽に体が...

    投稿日:2013/09/16

    聴き始めて数秒で、スピーカーから流れ出る音楽に体がぞくぞくと反応する。指揮者と楽団が音楽に夢中になって、全身全霊で紡ぎだす音の、なんという力強さ、美しさだろう。音楽鑑賞で久しぶりに感動した。涙まであふれてきた。しかも曲は、ローマ三部作で。

    としちゃん さん

    8
  • もっと評価されるべき演奏。ローマ三部作の名演だと思...

    投稿日:2010/07/25

    もっと評価されるべき演奏。ローマ三部作の名演だと思います。小澤がBSOをがっちり掌中に収めています。小澤は近現代ものが得意なのだと改めて実感しました。この時代のBSOとの録音には名演がいっぱいあるのですが・・・。安いし、もっと聴いてほしい名盤。

    うるさい中学生 さん

    8
  • トスカニーニの歴史的な名演であるが、これまで発売さ...

    投稿日:2010/03/21

    トスカニーニの歴史的な名演であるが、これまで発売されたCDは、録音年代が古いモノラル録音というハンディもあるが、K2カッティング盤も含め、決して満足できる音質とは言えなかった。それ故に、本盤登場以前は、ムーティ盤や、最新のパッパーノ盤などにどうしても食指が動いていたが、XRCD盤が発売されるに及んで、他の演奏は、殆ど太陽の前の星のように、その存在が霞んでしまった。それほどまでに、今般のXRCD盤は、実在感溢れる衝撃的な音質であり、あらためて、この歴史的名演の凄さを再認識することに繋がったと言える。ローマの松のボルゲーゼ荘の松からして、そのメリハリの利いた凄まじい迫力に圧倒されてしまう。カタコンブ附近の松の地下から響いてくるような重厚さも見事であるし、ジャ二コロの松の弦楽器の何という艶やかさ。アッピア街道の松は正に精鋭を率いるトスカニーニ将軍といった趣きの貫録を見せる。ローマの噴水は、特に、朝のトリトンの噴水と真昼のトレヴィの噴水の光彩陸離たるブリリアントな音の響きに、殆ど幻惑されてしまうようなまばゆいばかりの魅力がある。そして、圧巻はローマの祭り。冒頭から終結部まで、誰にも止めることができない勢いと張り詰めるような緊張、オーケストラの驚異的なアンサンブル、そして切れば血が吹き出てくるような圧倒的な生命力が全体を支配しており、それでいて、10月祭の官能的とも言うべきカンタービレの歌い方も実に感動的だ。特に、主顕祭のもはや人間業とは思えないようなド迫力には、評価する言葉すら思いつかないくらい、完全にノックアウトされてしまった。

    つよしくん さん |40代

    8
  • 全盛期のフィラデルフィア管弦楽団のシルキーな音色と...

    投稿日:2009/10/10

    全盛期のフィラデルフィア管弦楽団のシルキーな音色と圧倒的な合奏力を味わうことができる名演だ。同じフィラデルフィア管弦楽団を振ったローマ三部作の名演にはムーティ盤があるが、ムーティがイタリア人ならではの明るい情熱的な熱演を示したのに対して、オーマンディは、管弦楽の大家であるレスピーギの華麗なオーケストレーションを精緻に描きだした名演ということが出来るだろう。Blu-spec-CD化によって、音質はより鮮明になり、本名演をより高音質で味わうことができるようになったことを大いに喜びたい。

    つよしくん さん |40代

    8
  • 『ローマ三部作』より素晴らしい作品が数多くひしめい...

    投稿日:2016/03/26

    『ローマ三部作』より素晴らしい作品が数多くひしめいている。 ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲『グレゴリオ聖歌風』やピアノと管弦楽のための『ミクソリディア旋法の協奏曲』は珍しいで片付けられるような作品では決してない。埋もれさすにはあまりにも勿体ない。 『弦楽のための組曲』や主題と変奏『第12旋法によるメタモルフォーゼ』も素晴らしい。 『メタモルフォーゼ』は初めて聴いたがレスピーギの最高傑作ではないだろうか? 少なくとも管弦楽曲全作品の中では一番素晴らしい作品だと思う。

    ユローヂィヴィ さん

    7
  • レスピーギのローマ三部作は、様々な指揮者によって数...

    投稿日:2011/05/10

    レスピーギのローマ三部作は、様々な指揮者によって数多くの名演が成し遂げられてきている人気作であるが、現在においてもなお、トスカニーニ&NBC交響楽団による超名演を凌駕する演奏はあらわれていないと言えるのではないだろうか。1949〜1953年にかけてのモノラル録音という音質面でのハンディもあるのだが、数年前にXRCD化されたことによって、ますます決定盤としての地位を不動のものとしつつあると言える。したがって、他の指揮者は、必然的にナンバー2の地位を争うということにならざるを得ないが、このナンバー2の地位にある演奏こそは、本盤におさめられたムーティによる名演であると考える。ローマ三部作は、レスピーギならではの光彩陸離たる華麗なオーケストレーションを誇るとともに、祖国イタリアの首都であるローマへの深い愛着と郷愁に満ち溢れた名作である。したがって、イタリア人指揮者にとっては特にかけがえのない作品とも言えるところであるが、必ずしもすべての指揮者が同曲を演奏しているわけではない。ジュリーニ、アバド、シャイーなどと言った大指揮者が同曲を全く演奏していないのは実に意外な気がするところだ。これに対して、ムーティ、シノーポリ、そして若手のパッパーノなどが同曲を演奏しており、いずれも名演の名に値すると言えるが、やはり一日の長があるのは年功から言ってもムーティと言うことになる。ムーティは、手兵フィラデルフィア管弦楽団を巧みにドライブして、実に華麗で躍動感溢れる演奏を展開している。トゥッティに向けて畳み掛けていくようなアグレッシブな力強さは圧倒的な迫力を誇っていると言えるし、抒情的な箇所における情感の豊かさは、レスピーギのローマに対する深い愛着の念を表現し得て妙だ。また、フィラデルフィア管弦楽団による好パフォーマンスも本名演に大きく貢献していることを忘れてはならないだろう。フィラデルフィア管弦楽団は、かつてオーマンディとローマ三部作の名演を成し遂げている(1975年)が、本演奏でもその卓越した技量と色彩感豊かな音色は健在であると言える。本盤は、これまでゴールドCD化やリマスタリングなどを繰り返してきたが、現在のところは、数年前に発売されたHQCD盤がベストの音質と言えるだろう。もっとも、現在では当該HQCD盤は入手難であるが、トスカニーニ盤に次ぐ名演であることもあり、HQCD盤の再発売か、可能であればSACD化を強く望みたいと考える。

    つよしくん さん |40代

    7
  • 小澤は全くもって好きな音楽家ではないが、このCDの...

    投稿日:2009/10/19

    小澤は全くもって好きな音楽家ではないが、このCDの演奏は素晴らしい。意外に少ない「ローマ三部作」の名演として、後世に是非残したい逸品である。徹頭徹尾、小澤のオーケストラ・コントロールが効いており、曲の性格もあって実に聴き応えのある演奏に仕上がった。ボストン響の演奏もパーフェクト、加えて残響の美しい録音も見事だ。60年代後半〜70年代の小澤の演奏はあまり話題にならないが、この頃の実績があるから現在の彼があるのだろう。同曲の好きな人には是非聴いてもらいたいCDだ。

    よかろうもん さん

    7
  • いろいろ聴いてきましたが、これが一番好きです。演奏...

    投稿日:2008/05/19

    いろいろ聴いてきましたが、これが一番好きです。演奏、録音とも陰影、表情、遠近感にとみ瑞々しいです。同時期のオーマンディ盤やムーティ盤が持ち上げられて損した感じですが、小沢盤に比べれば、べったりしたペンキ絵みたいに平板にきこええます。祭りの終盤、他だと勢いに任せてぐしゃっとするところも、リズムがぴしっと決まって、ここだけ聴いても非凡さが分かります。LP二面に分かれていたときのなごりで、50年祭と10月祭の間が妙に空いてしらけるはどうにかならないか、制作者さん

    123 さん

    7
  • RR盤は優秀録音で勇名を馳せているが最近更に一皮剥け...

    投稿日:2002/12/04

    RR盤は優秀録音で勇名を馳せているが最近更に一皮剥けてSACDに迫るアンビエンスを獲得した。演奏も水準以上。ホールの響きの良さに加え物理特性も申しぶんなくオーディオ的快感に浸れるが、再生装置の吟味が要求される。

    盤鬼 さん

    7

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ありがとうございました

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