祈りよ力となれ リーマ・ボウイー自伝

リーマ・ボウイー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862761378
ISBN 10 : 4862761372
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
323p 19cm(B6)

内容詳細

彼女たちの声が、破滅に向かう国家を救った。紛争で荒廃する社会、夫からの激しい暴力、飢える子どもたち…泥沼から這い上がり「平和活動家」へと転身を遂げた一人の女性の美しくて力強い物語。

目次 : 第1部 (世界は私のものだった/ 「すぐに問題は解決する」/ 死んでしまうには若過ぎる!/ 罠にはまる/ 見知らぬ土地で/ 一瞬の平和)/ 第2部 (「君ならできる」/ 元少年兵の素顔/ ジェニーバとの新しい家/ 女も声をあげよう/ 新しい平和組織を立ち上げる/ 「絶対にやめないで!」/ 歴史を動かした座り込み/ 「奴らを勝たせておくの?」)/ 第3部 (戦争は本当に終わったのか/ 前に進むべきとき/ 大切な人を失う/ 新しい女性ネットワークつくる/ 悪魔よ地獄に帰れ祖国のために働く/ 物語は終わらない)

【著者紹介】
リーマ・ボウイー : 平和活動家で、女性の権利に関する活動家。2011年ノーベル平和賞受賞者。6人の子供(うち1人は養子)を持つシングルマザー。14年間にもわたる内戦が激化するリベリアにおいて、女性たちによる“平和への大衆行動”を立ちあげ、停戦実現への大きな役割を果たす。その功績を称えられ、ジョン・F・ケネディの「勇気ある人賞」や、パトリシア・グルーバー財団の「女性の権利賞」、アフリカ女性開発ファンドの「重要な女性賞」などを多数受賞。現在はアクラを本拠地としてWIPSEN(女性の平和と安全ネットワーク)のエグゼクティブ・ディレクター、およびAWLN(リプロダクティブ・ヘルスと家族計画に関するアフリカ女性リーダーネットワーク)のメンバーを務め、世界各地における平和活動や女性の支援を行う

キャロル・ミザーズ : ジャーナリストおよび作家。新聞や雑誌で幅広く原稿を執筆している。夫と娘とともにロサンゼルスに住む

東方雅美 : 慶應義塾大学法学部卒。バブソン大学経営大学院修士課程修了。雑誌記者として出版社に勤務したのち、経営大学院の出版部門にて、経済・経営書の企画・制作に携わる。現在はフリーランスとして、翻訳、編集、執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    これでもかと著者を追い詰める現実。心底に温め続けた思いが揺れるのも自然。決意の一歩が道を拓き、トゥンデなど周囲の人々の精神的後押しが持続の源。ワークショップにおける学びが、著者の思いを深め、進むべき道を照らす光となる。和平交渉会議室の入り口での座り込みが、著者の最も強い意思表示。和平交渉会議参加辞退に垣間見せたスジ、静かな意思表示も印象的。一方、WIPSENの独立経緯も、理想だけでは思いを実現できない現実の一端。最後に触れていた子供たちとの和解問題。(納得できなくても)理解してくれる日は必ずくるはず!

  • 浅葱@ さん

    リーマ・ボウイ。平和構築者(ピースビルダー)としての彼女の実践の物語。「この本の感動を分け合いたい」と本友から勧められ、仕事の実務と書類に追われる2月、10日以上かけて読んだ。どうしても最後の頁に辿り着きたかった物語。紛争により、あらゆる暴力と悲惨な状況が国民に、特に女性に降りかかる。平和な日本に居て知ることがなかったアフリカの現実。リーマは、その真っ只中にいて、何も出来ない無力な状態から歩き出していく。→

  • yori さん

    ★★★★☆ うーーん、スゴイ本を手にとってしまった。。。アフリカで起こる内戦の凄惨さは日本で暮らしている私の想像を遥かに超えている。これってずーっと昔にあった事じゃないの、、、?今でもこんな事が地球の裏側で本当に起きているの??と。同じ国の人が銃やナタで殺しあう。反政府勢力に育てられた少年、少女兵の問題も大きい。その中で立ち上がった女性。自分の父が、夫が、そして子供たちが戦い、殺される世の中はもううんざりだ、と非暴力で訴えた。暴力は次の暴力を生むだけだ。紛争解決にあたり、女性達の潜在能力を示した。

  • LisaYoko さん

    世界から賞賛された女性。強さや行動力があることは間違いないけれど、あまりに赤裸々にご自身のことを書いているので、ノーベル平和賞をとるような人でさえ、普通の人と変わらない悩みや痛みや弱さを持っているということが感じられた。力強い本だった。

  • アカト さん

    西アフリカ,リベリアの2回の内戦を生きぬき,女性たちで平和を訴えたノーベル平和賞受賞のリーマ・ボウイー著.現代においても,戦争は起こっており,それを実感していなかったことを痛感した.こんな世界があるのに自分は何をしているんだ.女性の視点で語られており,男にはない悩み,苦しみがあった.何も知らなすぎて,もっと世界を知らなければいけない.ドキュメンタリー映画「pray the devil back to hell(悪魔よ地獄に帰れ)」を日本でも上映して見てみたい.

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