Blu-spec CD 2

十字架の道行、コンソレーション、『詩的で宗教的な調べ』より レイフ・オヴェ・アンスネス、グレーテ・ペーデシェン&ノルウェー・ソロイスツ合唱団

リスト(1811-1886)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC30906
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD 2

商品説明


静謐で瞑想的な響きで歌いだされる最晩年のリストの魂

ノルウェー出身の人気ピアニスト、アンスネスの新録音は、19世紀ヨーロッパ音楽界を席巻した作曲家リストが最晩年に心血を注いだピアノ独奏付きの大作合唱曲『十字架の道行』。イエスの受難を14の場面に分けて描く絵画を音で表現した宗教音楽で、グレゴリオ聖歌とマタイ受難曲の影響を受け、晩年のリストらしい単純化された簡潔な旋律や和声と、半音階的でシェーンベルクを想起させるような無調の部分とが並立し、ヨーロッパ音楽の長い歴史が1曲に内包されたような趣があります。
 カップリングは、リストのピアノ曲では『愛の夢』と並ぶ代表作『コンソレーション』『詩的で宗教的な調べ』。
 ノルウェー屈指の女性合唱指揮者グレーテ・ペーデシェン指揮するノルウェー・ソリスト合唱団の透明で立体的なハーモニーがリスト最晩年の心意気を伝えます。アンスネスが主催する2024年のローゼンダール音楽祭の最終コンサートで演奏された直後にセッション録音したアルバムです。(メーカー資料より)

【収録情報】
リスト:
1. 十字架の道行 S.53

 合唱:王のみ旗は翻り
 第1留:イエズス死刑の宣告を受け給う(ピラト)
 第2留:イエズス御肩に十字架を担う(イエズス)
 第3留:イエズス初めて倒れ給う(合唱)
 第4留:イエズス聖母に会い給う(ピアノ独奏)
 第5留:イエズス、シレネのシモンの助力を受け給う(ピアノ独奏)
 第6留:聖ヴェロニカ(合唱)
 第7留:イエズス二度倒れ給う(合唱)
 第8留:エルサレムの婦人(イエズス)
 第9留:イエズス三度倒れ給う(合唱)
 第10留:イエズス衣を剥がれ給う(ピアノ独奏)
 第11留:イエズス十字架上に釘付けにせられ給う(合唱)
 第12留:イエズス十字架上に死し給う(イエズス、合唱)
 第13留:イエズス十字架よりおろされ給う(ピアノ独奏)
 第14留:イエズス御墓に葬られ給う(メゾ・ソプラノ、合唱)

2. コンソレーション S.172
 第1番ホ長調 アンダンテ・コン・モート
 第2番ホ長調 ウン・ポコ・ピウ・モッソ
 第3番変ニ長調 レント・プラチード
 第4番変ニ長調 クワジ・アダージョ
 第5番ホ長調 アンダンティーノ
 第6番ホ長調 アレグレット・センプレ・カンタービレ

3. 詩的で宗教的な調べ S.173より
 第9曲 アンダンテ・ラクリモーソ
 第8曲『パレストリーナによるミゼレーレ』 ラルゴ

 レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
 ノルウェー・ソロイスツ合唱団(1)
 グレーテ・ペーデシェン(指揮:1)

 録音時期:2024年8月23-27日
 録音場所:ノルウェー、オスロ、リス教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 プロデューサー:ジョン・フレイザー
 レコーディング・エンジニア:アーン・アクセルバーグ
 アシスタント・レコーディング・エンジニア:アスゲイル・グロング


内容詳細

リスト最晩年の大作、ピアノ伴奏つき合唱曲「十字架の道行」。宗教にのめり込んだ晩年のリストが到達した境地がここにある。シンプルにして崇高な世界が広がり、晩年ながらもその創作意欲はいささかも衰えていない。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ピアノが、まるでオーケストラのような表現...

投稿日:2025/05/20 (火)

ピアノが、まるでオーケストラのような表現力を持っていることに気づかされる。作曲者の心情をとらえた見事な演奏であると感じた。聞き進むと心が洗われるような気分になる。十字架の道行も合唱とよくマッチしており、普段聞く機会のない作品を丁寧身聴かせる。コンソレーションなども高貴で美しい。本当に第一級のピアニストであると思う。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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