ヨアフ・レヴァノン/リスト:ピアノ協奏曲第1、2番、死の舞踏

2024年09月13日 (金) 12:15 - HMV&BOOKS online - クラシック


20歳にしてこのリストの演奏はただ者ではない!
詩的で繊細であり、それは崇高の域に達した名演奏


3歳でピアノの専門教育を受け始めたヨアフ・レヴァノンは、コンサートでの演奏、数々のコンクール優勝、権威ある賞の受賞、世界各地のオーケストラとの共演など、若いながらも演奏家として素晴らしいキャリアを誇っている、「…今世紀を代表するピアニストの1人になるためのすべてを備えた本物の音楽家」(ディアパソン誌)など多くの評論家が彼を優れた才能とみなす、まさにピアノ界の貴公子と呼ぶにふさわしいアーティストです。
 このリストの協奏曲でも、美しく官能的で表現力豊かであり、リストへの見事なロマンティックなオマージュを捧げて、それらすべてに命を吹き込んでいます。この作品の技術的要求は高く、名人芸を表現できるパッセージを盛り込んでいると同時に、この音楽をとても楽しいものとするためには綱渡りではなく魅力的なオーケストラの組織にフィットする能力が必要とされます。レヴァノンはそれにもひるむことなく、名人技のパッセージでは機敏で明瞭、修辞的な華麗さでドラマティック、必要なときには優しく叙情的で、20歳という若さとは思えない勇敢な演奏を披露しています。技術的な部分は申し分ないにせよ、特に緩章楽章での見事なタッチは実にメロディアスかつ繊細で甘さは絶品といえましょう。
 ワーナー・ミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き。日本語解説書には、ヨアフ・レヴァノンのコメントの日本語訳、長井進之介氏による書下ろし解説を掲載。(輸入元情報)

【収録情報】
リスト:
● ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
● ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
● 死の舞踏 S.126

 ヨアフ・レヴァノン
(ピアノ)
 ルツェルン交響楽団
 ミヒャエル・ザンデルリング
(指揮)

 録音時期:2024年1月17-20日
 録音場所:ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 ワーナー・ミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き

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