ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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CD 輸入盤

Piano Concerto.2: Grimaud(P)Ashkenazy / Po +etudes Tableaux

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573.84376
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、<音の絵>より<br>エレーヌ・グリモー&アシュケナージ<br>一昨年リリースされたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(品番3984.26869)に続くグリモーのピアノ協奏曲最新盤は、彼女が自家薬篭中のものとするラフマニノフ。すでに彼女は第2番を92年に、また<音の絵>を85年にそれぞれ録音(デンオン)していますが、今回の新録音では以前にも増してスケールの大きさと豊かな感情表現を獲得した彼女の真骨頂を堪能することができます。ソリストおよび指揮者としてラフマニノフ解釈にかけては他の追随を許さないアシュケナージが彼女のサポートをしているのも大きな魅力で、ティボーデとのピアノ協奏曲全集、特に第4番ではオケ・パートから未聞の色彩感とダイナミズムを引き出し、作品そのものの再評価を促した指揮が絶賛を博したのは記憶に新しいところ。新世紀のラフマニノフ解釈の基準となるべき堂々たる演奏の登場です。<br><br>ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 第2番 作品18/練習曲集<音の絵>作品33より第1、2、9番他<br><録音>2000年6、9、12月、ロンドン <br>エレーヌ・グリモー(ピアノ) <br>ウラディーミル・アシュケナージ指揮 フィルハーモニア管

総合評価

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ピアノがとても素晴らしい。各曲の魅力を十...

投稿日:2021/03/04 (木)

ピアノがとても素晴らしい。各曲の魅力を十分すぎるほど堪能させてくれる。聞き終えての充実感が心地良い。そうそうオケも味わいがあり、結構だ。

じじちゃん さん | 北海道 | 不明

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 ジャケットが何だか気恥ずかしいが、中身...

投稿日:2011/10/13 (木)

 ジャケットが何だか気恥ずかしいが、中身には大変満足した。奏者のことをあまり考えずにのめり込める。本当にラフマニノフのうまい人だ。生で聴くまで本当の価値はわからないが。。。

おっさん さん | 神奈川県 | 不明

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2度に渡ってピアノ・ソナタを録音するなど...

投稿日:2011/07/06 (水)

2度に渡ってピアノ・ソナタを録音するなどラフマニノフを十八番としているグリモーであるが、本盤には有名なピアノ協奏曲第2番や前奏曲、練習曲等の小品がおさめられている。いずれも、グリモーならではの素晴らしい名演と高く評価したい。グリモーのピアノは、ピアノ・ソナタでもそうであったが、力強い打鍵から繊細な抒情に至るまで、表現の幅が桁外れに広いと言える。これは、感情の起伏が激しいラフマニノフの演奏にとっては大きなアドバンテージであると言えるだろう。とりわけ、力強い打鍵は、男性ピアニスト顔負けの強靭さを誇っており、その圧倒的な迫力は我々聴き手の度肝を抜くのに十分だ。他方、繊細な抒情は、女流ピアニストならではの清澄な美しさに満ち溢れており、各旋律の端々から湧き上がってくる豊かな情感には抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。そして、ここまでならば、同様のピアニズムを展開する女流ピアニストは他にも存在していると言えるが、グリモーの素晴らしいのは、これだけの表情の起伏の激しい演奏を行っても、いささかも格調の高さを失わない点であると考えられる。ラフマニノフの楽曲は、甘美な旋律に満ち溢れているが、あまり感情移入し過ぎると、感傷的で陳腐なロマンティシズムに陥ってしまう危険性があると言える。しかしながら、グリモーの場合は、前述のように情感の豊かさが演奏全体を支配していると言えるが、同時にどこをとっても気高い気品に満ち溢れているのが素晴らしい。厚手の衣装をまとったような感傷的で重々しい従来型のラフマニノフ演奏とは一線を画するものであり、その演奏に清新さを与えたという意味では、本演奏は、前述の2度にわたるピアノ・ソナタの演奏も含め、新時代のラフマニノフ演奏像を確立したと言っても過言ではないと考える。また、ピアノ協奏曲第2番の指揮はアシュケナージであるが、これまた素晴らしい。アシュケナージは、指揮者としてもピアニストとしてもラフマニノフを得意としているが、ここではグリモーの清新にして気高いピアニズムを引き立て、フィルハーモニア管弦楽団とともに最高のパフォーマンスを発揮している点を高く評価したい。録音は、2000〜2001年のスタジオ録音であり従来盤でも十分に高音質であるが、グリモーによる至高の名演でもあり、今後はSHM−CD化を図るなど、さらなる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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